赤猫とは放火、または放火魔のことをいう(放火と書いてアカネコと読ませる漫画、小説もある 主に江戸時代を描いたみなもと太郎『風雲児たち』など)。「赤猫を這わす」という言葉からもわかる通り、飼い猫に火を点け、家に放つという放火の手口からきた言葉である(赤は炎を意味する)。ただし、「赤猫這わしたろか」といったヤクザ映画のセリフや不良の脅し文句として使われた程度で、一般には馴染みの薄い言い回しである。(『日本語俗語辞書』より引用)
赤猫
あかねこ
赤猫とは、放火のこと。江戸時代あたりから使われている言葉。