石油のアルカナ
せきゆのあるかな
概要
石油のアルカナとは、MUGENにおける『アルカナハート2』のラスボスであるアンジェリア・アヴァロンと、その契約聖霊で世紀末石油王であるジャギのコンビ名。
アンジェリアが姉、ジャギが弟の仲良し姉弟(しまい)である。
事の発端
それは格闘ゲーム『アルカナハート2』の家庭用移植版(PS2版)が登場してから始まった。
そのトンでもない画像の劣化ぶり、通称「ジャギー」が格闘ゲーマーのみならず、それ以外のゲーマーやニコ厨等の間でも発売と同時にインターネットやニコニコを通して話題になった。
中でも、アンジェリアの契約聖霊であるミルドレッド・アヴァロンのジャギーっぷりは酷いもので、一見モザイクにしか見えないほどのジャギーっぷりで知られている。
そしてこれをネタとしてジャギーと漫画『北斗の拳』のジャギをかけて、アンジェリアの背後で北斗羅漢撃の構えを取るジャギ様のコラ画像がニコニコで投稿された。
[nicovideo:sm6717968]
そしてMUGEN入り…
そしてこの動画がニコニコMUGENユーザー達の間で大ウケし、実際にミルドレッドの代わりにジャギを引き連れたアンジェリアが製作されるまでに至ってしまった。
因みにジャギ様無しバージョンのアンジェリア単体で使用する事も可能なので、ジャギ様いらないって方にも使える優しい仕様です(でもゲージ部分をよく見てみると…)。
ミルドレッドは犠牲になったのだ……移植版のジャギーっぷりの犠牲に……
ちなみにMUGENにおいて、この石油のアルカナとミルドレッドのタッグ(トリオ)を「仲良し三姉弟」と呼ぶことがある。
…で結局のところ強いの?
ぶっちゃけカオスの一言に尽きる。
原型でラスボスポジションのアンジェリアが強いのは確定的に明らかだが、ジャギもジャギで原作(世紀末バスケゲー)での「最弱」のレッテルを返上せんと言わんばかりの暴れっぷりを見せている。
アンジェの合図で大量のホーミングするドラム缶を放り投げたり、石像を出して破壊された破片が飛び散る当身技を使ったり、突如現れて羅漢撃や千手殺を繰り出したり、挙句の果てには「俺の名を言って見ろ!」の名台詞と共にアルカナブレイズをぶっ放したりと、契約者であるアンジェ同様、やりたい放題の暴れっぷりである。
仲良し?
古来より小悪党と無邪気な少女の組み合わせは定番かつ受けがいいが、
この二人においても健在である。
登場イントロでは一緒に寝ていたり、バイクに乗っていたりする。
台詞に関しても、
「私たち仲良し姉弟の強さ、見せびらかしてやるぞ!」
「思い知らせてやる!!」
「正しいのはいつも、あ・た・し♪」
「今は悪魔が微笑む時代なんだ!」
「うぷぷ♪ねーねー、くやしい?」(相手をつんつんしながら)
「どうだくやしいか、あ~っはっはっは!」(相手を踏みつけながら)
(見事なNDK「ねぇねぇ今どんな気持ち?」である)
というように噛み合った台詞まわしをしており、息ピッタリである。