概要
良かれと思って行ったことが悲劇的な結果を招いてしまう事。
または、悲惨な出来事の発端となる出来事が皮肉にも善意の行いであることを言う。
端的に言えば「大きなお世話」。
…という解釈は誤りで、実際には、
「天国をめざして信心する人は多いが、そのための善行を続ける人は少なく、結局は地獄へと進むことが多い。地獄への道には、そうした人々が心の中から落としてしまった善意が降り積もっているのだ。」
・・・つまり
「善意を持っていても、実行が伴わなければ、いずれその人は地獄へ落ちるだろう」
という戒めの言葉である。という説が現在では濃厚。
とはいえことわざなので解釈に振れ幅があるのはある意味普通。・・・ここまで極端に差がある例も珍しいのかもしれないが
原語では“The road to Hell is paved with good intentions.”
現在、一般には1755年に史上初の本格的な英英辞書を一人で完成させたことで有名な、英国の文学者サミュエル・ジョンソンの言葉として引用されるが、"The road to"の部分が無い、
つまり「地獄は善意で舗装されている」と訳せる類の警句は、彼以前にも他の学者や宗教家など複数名が遺しているという研究がある。
参照:The Samuel Johnson Sound Bite Page
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「全員がハッピーエンドを望んで突き進み、最後にドツボにハマる」作風で有名。ただしあくまで作風の一環であり、普通のシナリオも執筆する。むしろファンによって強調され過ぎな節も……。