ワイルドウインドガール
わいるどういんどがーる
概要
2015年末、月刊少年チャンピオンにて、向井拓海を主人公としたスピンオフの連載がスタートするという衝撃の発表が行われた。
チャンピオンは数多のヤンキー漫画を手がけてきた雑誌だが、中でも月チャンはヤンキー漫画とホラー漫画でほぼ占められているため、特殊な主人公とはいえ『アイドルマスター』が連載されるのは異例中の異例である。
2016年5月号より連載開始。作者は迫ミサキ。
作風はまさに月チャン版アイドルマスターと呼ぶにふさわしく、他のメディアミックスにはない直接的な暴力・セクハラ表現を用いた過激な作風ながらも、ヤンキー漫画とアイドル漫画の王道がうまくミックスされたような展開となっている。
登場人物
※CVはオリジナルCDより
向井拓海
CV:原優子
主人公。今どき見ないテンプレのような暴走族の紅一点&リーダー。
カチコミに明け暮れる毎日だったが、ひょんなことからプロデューサーにスカウトされ、アイドルへの道を歩み始める。
はじめは彼の口車に乗せられほとんど嵌められるような形でステージに立ったこともあり、アイドルを頑なに拒んでいたが、そこから見た景色や他のアイドルたちの輝きに感化され、心境が変化していく。
藤本里奈
CV:金子真由美
事務所の駆け出しアイドルの1人で、サブヒロイン的存在。
ふわふわした見た目とつかみどころのない性格だが、仕事に対する熱心さと歌唱力は本物で、それはアイドルに否定的だった拓海の心をも動かすこととなる。
ある事件をきっかけに拓海との相性を見込んだプロデューサーの提案により、ユニットを組むことになる。
プロデューサー
CV:内匠靖明
拓海と里奈のプロデューサー。ホストのような見た目に違わぬいいかげんな性格で、警察のお世話になることもしばしば。拓海のスカウトもナンパまがいのものだった。
しかし根は熱く、アイドルへ危害を加える者は例えクライアントでも許さない。
通称は拓海P、もしくは声優の名をとって内匠P。奇しくもどちらにしても読みは「たくみぴー」である。
部長
CV:(不明)
内匠Pの上司。しょっちゅう問題を起こすプロデューサーに頭を悩ませている。
千川ちひろ
事務員。原作通り温和な人物だが、内匠Pのお目付け役を任されているため、彼には厳しい。
単行本限定CD
本作の単行本は通常版と特装版の同時発売となっており、特装版にはオリジナルボイスドラマと楽曲で構成されたオリジナルCDが付属する。