ピノキオ
ぴのきお
『ピノキオ』とは、1940年2月7日に公開されたディズニーによるアニメーション映画。および同作品の主人公。
ストーリー
時計職人のゼペットによって作られた人形ピノキオ。子供のいないゼペットはピノキオが自分の子供だったらと、星に願いをかける。すると皆が寝静まった頃、ブルー・フェアリーが現れ、ピノキオに生命を授けると「正直で優しい性格になれば人間になれる」と言い残して去った。生命を授かったピノキオを見て大喜びのゼペットは、翌日ピノキオを学校へ送り出すが……。
登場人物
ピノキオ
主人公。木彫りの人形だったが、ブルー・フェアリーにより命を賜る。
寓意の強い原作小説ではバカで怠け者で嘘吐きで移り気でドジという散々な扱いだったが、本作では生まれたての子供同然ということもあり、好奇心に満ちた無邪気な性格になっている。
ブルー・フェアリーから「勇気」「誠実」「慈愛」の三つの心を手に入れたら人間になれると聞かされ、ジェミニーと共に冒険を重ねていく。
ジミニー・クリケット
ピノキオの良心であるおしゃれな紳士コオロギ。原作だと序盤で早々にピノキオに殺されるのだが、本作では最後まで生き残りピノキオを導く。
ゼペット
人形職人の老人。手先が器用で優しく子供好き。孤独と寂寥感からピノキオを作った。
ブルー・フェアリー
妖精。ピノキオに命を吹き込み、「勇気」「誠実」「慈愛」の心を持つことで人間の身体を与えることを約する。悪事は見逃さない。
ファウルフェロー
詐欺師の狐。
ギデオン
ファウルフェローの腰巾着の悪戯猫。