勝負師伝説哲也
ぎゃんぶらーでんせつてつや
さいふうめいの麻雀漫画「哲也-雀聖と呼ばれた男-」を原作とするアニメ作品。
作品解説
表題を『勝負師伝説 哲也』(ギャンブラーでんせつ てつや)として、2000年10月から2001年3月までテレビ朝日で放送された。全20話。キャッチコピーは「喰うか喰われるか、負ければ地獄」。
当初は土曜日18:30の放送時間枠が予定されていたが、表現内容の都合上などで深夜枠に変更された。このため、東映共同制作アニメ番組シリーズにおける事実上の前番組としてその時間帯に放送されていた『マシュランボー』になる。
ストーリーは房州との出会いからドラ爆の鷹との勝負までだが、5話と6話はアニメだけのオリジナルストーリーとなっている。また、原作では根津夫婦が登場したのがドラ爆の鷹の登場の後となっているが、アニメ終盤にあわせたのか、ドラ爆の鷹の登場が根津夫婦が登場した後となっている。
印南が登場しヒロポンを使用したシーンがある8話~11話の物語終了時に「ご覧の皆さまへ この物語は当時の時代背景をもとにしたフィクションです。なお、作品に出てくる「ヒロポン」は覚醒剤の一種で、現在は法律で固くその使用を禁じられています。」との注意書きのテロップが表示された。
オープニングは和田アキ子。OPではドテ子や小夜子が出ているが、本編では登場していない。
視聴率は深夜アニメ番組としては非常に高く、放映当時、テレビ朝日の同時間帯の高視聴率記録を更新した。
ナレーションは以前にも麻雀を題材としたアニメ『スーパーヅガン』でナレーションを担当していた青野武。
放送10周年を記念しDVD-BOXが2010年2月21日発売された。
その後、テレビ朝日と東映共同制作によるアニメ番組シリーズは、3か月間のブランクを経て、土曜朝9時55分の関東ローカル枠に移動し『ののちゃん』がスタートした。
スタッフ
サブタイトル
話数 | サブタイトル | 脚本 | (絵コンテ) 演出 | 作画監督 | 美術 |
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第一局 | 牌の魔術師 | 菅良幸 | 西沢信孝 | 青嶋克己 | 中村光毅 |
第二局 | 玄人の掟 | 菅良幸 | 小村敏明 | 谷口淳一郎 | 渡辺佳人 |
第三局 | 勝者の条件 | 菅良幸 | 遠藤勇二 | 市川慶一 | 杦浦正一郎、勝又アイ子 |
第四局 | 新宿最強コンビ誕生 | 菅良幸 | 中村哲治 | 増田信博 | 徳重賢 |
第五局 | 東洋一対新宿一 | 菅良幸 | 山田徹 | 浅沼昭弘 | 須和田真 |
第六局 | 底力 | 菅良幸 | 小村敏明 | アベ正己 | 渡辺佳人 |
第七局 | 天運 | 菅良幸 | 佐々木勝利 | 窪秀巳 | 杦浦正一郎、勝又アイ子 |
第八局 | 忍び寄る死神 | 菅良幸 | 明比正行 | 内山正幸 | 徳重賢 |
第九局 | 死神封じ | 菅良幸 | 遠藤勇二 | 谷口淳一郎 | 松本健治 |
第十局 | 魔眼再び | 菅良幸 | (小村敏明) 立仙裕俊 | 市川慶一 | 渡辺佳人 |
第十一局 | 闇の終わり | 菅良幸 | 中村哲治 | 増田信博 | 杦浦正一郎、勝又アイ子 |
第十二局 | 不死身の女 | 菅良幸 | 山田徹 | 青嶋克己 | 徳重賢 |
第十三局 | 華のいのち | 菅良幸 | 小村敏明 | 浅沼昭弘 | 中村光毅 |
第十四局 | 届かぬ通し[サイン] | 菅良幸 | 明比正行 | アベ正己 | 渡辺佳人 |
第十五局 | コンビの絆 | 菅良幸 | 立仙裕俊 | 窪秀巳 | 杦浦正一郎、勝又アイ子 |
第十六局 | 本物の玄人 | 菅良幸 | 西沢信孝 | 谷口淳一郎 | 徳重賢 |
第十七局 | 甦る伝説 | 菅良幸 | 遠藤勇二 | 内山正幸 | 中村光毅 |
第十八局 | 別れの天和 | 菅良幸 | 山田徹 | 市川慶一 | 渡辺佳人 |
第十九局 | ドラ! ドラ! ドラ! | 菅良幸 | 小村敏明 | 浅沼昭弘 | 杦浦正一郎、勝又アイ子 |
最終局 | 俺たちの世界 | 菅良幸 | 西沢信孝 | 窪秀巳 | 徳重賢 |
歌
関連イラスト