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阿頼耶識の編集履歴

2017-04-18 07:42:38 バージョン

阿頼耶識

あらやしき

阿頼耶識とは大乗仏教の用語である。

曖昧さ回避

  1. 唯識思想における八識(五感をはじめとする認識)の一つ。
  2. 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するテクノロジー→阿頼耶識システム

概要

アラヤとは「蔵」を意味する言葉。


『大方広仏華厳経』『大乗入楞伽経』などの大乗経典において言及され、様々な注釈書、論書でも言及された。


八つの感覚(認識)は以下のようになっている。

  • 眼識:視覚による認識。
  • 耳識:聴覚による認識。
  • 鼻識:嗅覚による認識。
  • 舌識:味覚による認識。
  • 身識:触覚をはじめとする身体感覚。
  • 意識:意識、精神活動による感覚。
  • 末那識:意識同様、精神活動としての識だが、生きている限り睡眠時にも永続する。寝ても覚めても「自己」に執着し「自我」を思い続ける識。
  • 阿頼耶識:上記の識からくる情報を「蔵」のように蓄積し続け、やがて煩悩を発生させる識。

眼識、耳識、鼻識、舌識、身識においてはただの情報であった認識は、意識と末那識によって汚染され、汚染された認識は絶えず阿頼耶識に注ぎ込まれ煩悩を生む。

その煩悩は逆流するように意識と末那識に影響を与え、五感を通した貪りを生むという負の連鎖が生まれる。


悟りを開いた者はこの八識が凡夫とは異なるものに変容し、煩悩から解放され、世界をありのままに観るという。


関連タグ

エイトセンシズ聖闘士星矢に登場する「第八の感覚」。阿頼耶識の別名がある。

阿羅耶識アクエリアンエイジに登場する派閥。

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