人工知能サポートシステム「サイバーシステム」を搭載し、その適切なアドバイスで人間の限界以上の走行を可能とし最高速度400km/hオーバーを実現するレースマシンである。動力には水素エンジンもしくは超伝導リニアホイールを採用し、追加速を得るためのブースト機構などを有する。F1などの他のレースと異なり、サイバーシステム(以下、CS)と呼ばれるコンピュータシステムが車体全般を管制することが最大の特徴となっている。
車両規格については 自由な発想を促すため 他のフォーミュラ規格より重めの最低重量が設定されている以外、エンジン種別や排気量、車輪数、アクティブ制御や可変空力制御のような走行補正技術の採用 など車両についての厳格なレギュレーション規制が存在しないため、参加車両は アスラーダGSXなどの市販車に近い形状の4輪車からスーパーアスラーダなどのフォーミュラカーに近いタイプのものまでボディ形状は各種あるほか4輪車以外にも6輪車、8輪車といった多輪車など外観が多彩でバラエティーに富んだものとなっている他、アクティブサスや可変翼などの先進技術は積極的に搭載され 多段式の可変機構を持つ車両も存在する。
また、同種の制御システムを持つ サイバーバイカーズという二輪車レースも行われている。