概要
1996年にヒューマンより発売された『トワイライトシンドローム』シリーズの後継作品。
ただし、前作までの開発スタッフは様々な形で離散している為、実際に参加している人数は僅かである。
プロローグ
高度成長期に伴い、ベッドタウンとして急速に発展した街「陽見(ひるみ)市」。
この街にある陽見中学校では、「人面ガラス」の噂が囁かれていた。
ナオは「人面ガラスの噂を確かめる」を口実に、想いを寄せる少女クルミを誘い、強引についてきたサンゴと3人で学校裏の森の中にある「鳥塚」に向かう。
鳥塚の手前から先へ進もうとしない愛犬メロスを水飲み場につなぎ、クルミとサンゴを残して1人で鳥塚に向かうナオ。
そして、辿り着いた彼の前に人の顔をしたカラスが現れた。
「あと100日で、誰か死ぬ」
人面ガラスの不吉な言葉を聞き、恐怖のあまり失神してしまうナオ。
これを機に、陽見市で囁かれる数々の噂の検証が始まった。
登場する主な人物
ナオ
本名:村瀬 直樹(ムラセ ナオキ)。
陽見中学校に通う13歳の少年。中学生の男子にしては少々ナイーブな性格。
クルミのことを密かに慕っており一度は彼女に告白を試みるも、つい言葉を濁して「犬の散歩」に誘ってしまう。
クルミ
本名:椎名 久留美(シイナ クルミ)。
ナオの同級生。天真爛漫だがちょっと変わった言動が目立つ少女。
その独特の性格故、校内では変人扱いされている。幼い頃から日常的に霊視体験をしており本人もそれが当然としているが、両親からは将来を心配され精神科医に通わせている。
サンゴ
本名:平内 繭(ヒラウチ マユ)。
ナオとは幼馴染。本名に抵抗があり自ら「サンゴ」を名乗っている。
サバサバとした性格でクラスでは浮いた存在であるらしく、クルミの言動を面白がる形で付き合いを続けている。霊の類は全く信じない性格。
メロス(犬)
ナオの飼い犬。品種は雑種。