概要
主人公の女子校生が心霊現象の謎を解明していくゲーム。同社のクロックタワーと同じく横スクロールで移動する。
マルチエンディングでプレイヤーの行動でストーリーが変わっていく。
ヒューマン倒産後はスパイク (現スパイク・チュンソフト)が版権を引き継いでいる。
シリーズ一覧
- トワイライトシンドローム 探索編 (プレイステーション)
- トワイライトシンドローム 究明編 (プレイステーション)
- TWILIGHT SYNDROME Special (プレイステーション)※探索編・究明編・ファンディスク同梱
- トワイライトシンドローム 再会 (プレイステーション)
- トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説 (ニンテンドーDS)
メディアミックス
探索編
再会
- トワイライトシンドローム～卒業～(映画)
禁じられた都市伝説
- トワイライトシンドローム デッドクルーズ(映画)
- トワイライトシンドローム デッドゴーランド(映画)
- スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園(PSP他) ※作中作
余談
『探索編/究明編』は女優に演技をさせて撮影したモーションを元に、キャラクターグラフィックが描かれている。この要素はスパイクの『夕闇通り探検隊』にも引き継がれた。
開発が難航したために発売が予定より遅れ、当時ヒューマンの社員だった須田剛一がディレクターとして参加することで完成した。
異質な隠しシナリオ「Prank」に須田の作家性が出ており、賛否両論な問題作『ムーンライトシンドローム』につながっている（名前や地名の表記が異なるためパラレルな作品だとされる）。同様の隠しシナリオは『再会』と『禁じられた都市伝説』にも存在し、後者は「Prank」同様どうあがいても絶望な結末しかないのに対し、前者はハッピーエンドを迎えることが可能となっている。
小説家『荒俣宏』氏をモデルとしたキャラクターが岸井ミカの知り合いのホラー小説家『アラマタ』として登場している。
先行して放送されていたラジオドラマや、コミカライズとはキャラの性格やフルネームなど設定が変更されている部分も多い。
CDドラマ版の音響監督は千葉繁。
『再会』では女子高生に取材を行い、台詞回しや表現にこだわった。
なお本作にはLGBTについて言及したシナリオがあり、2000年の段階で作成された先見性を評価されている。
『デッドクルーズ』と『デッドゴーランド』は、mixiの本作でのグループでエキストラの募集があった。
