概要
本編最終回で壮絶な最期を遂げた晴風の「2代目」。艦長は「先代」に引き続き岬明乃が務め、クルーも全員引き継がれている。
艦番号は、「Y469」。
登場までのいきさつなど
「初代」晴風が数々の「戦い」に赴き、戦功を重ねたのはよかったのだが、その代償はあまりにも大きいものがあり、結果、母港・横須賀にてその波乱の「人生」に幕を下ろしてしまった。
結果、明乃達は行き場を失ってしまった。そんな彼女達を救済するためにも、晴風を大修理させるか、それとも代船を立てる必要性があり、結果横須賀港内に沈んでいた晴風を引き上げ、万里小路重工の手によって調査が行われたが、「船としては使い物にならない」という判断がなされ、正式に廃船となってしまう。
ところが、航洋艦として建造、進水式も済ませ、あとは装備を取り付けるだけとなっていた「沖風」が、たまたま晴風と全く同じ形だった。そこでこの沖風に、晴風が装備していたものでなんとか動かせそうなものを取り付け、さらには水雷方位盤や双眼鏡、羅針機、機関の操作盤などを、晴風に装着されていたものと同型のものをそろえた。これによって「新しい」教育艦が完成し、ようやく明乃達を救済することが出来たのだった。
そして船名に関しては、沖風の名前を使わず、かといって新しい名前(例えば「琴風」)を付ける訳でもなく、結局は「晴風」の名前を引き継いだのだった。
おまけ
「初代」晴風からは、なんとか動かせそうな装備品だけでなく、給養員トリオご愛用の炊飯器や宗谷ましろお気に入りのサメのぬいぐるみ・ブルースも汚れたり傷ついたりしているが引き継いでいる。
実は日本海軍には「沖風」と名乗る船が実在していた。wikipediaの該当記事もどうぞ。