スラエム

すらえむ

スラエムとは、宗教団体ブラックピクチャーの代表作「カイザーデモンズ」に出る敵モンスターである。

スラエムとは、牙の生えたスライムに似ている魔物である。初出は初代カイザーデモンズ。ドローデーモン死の描くキャラクターにしては珍しく目が下に寄っていないが、口が下に寄り過ぎて地面に接地してしまっている。そのためか土と混ざったような茶色い色をしている。

冒頭に登場し、カイザーの友達であるシルバーを殺害するがその直後にカイザーによって倒された。

その後カイザーデモンズのラストでスラエムに倒されたシルバーは復活する。

余談であるが、ドローデーモン死の作品では努力という行為を賛美する描写が多数見受けられる。しかしカイザーデモンズの続作であるデモンズテイマーにシルバーが登場した際、「努力してスラエムを倒せるようになった」と発言していたため、シルバーが努力したところで序盤のカイザーにすら及ばないという才能の大切さを逆に証明してしまっている。もっとも、シルバーの努力が足りないという可能性もあるが。