概要
元ネタは魔法陣グルグルのキタキタおやじが腋でおにぎりを作ったシーンから。
漫画版では第5巻、アニメではドキドキ伝説魔法陣グルグル第3話でそのシーンが見られる。
どうしてこうなった?
話はニケとククリが”きりなしの塔”というダンジョンを攻略するために、ガタリという人物に自分たちのかくされた能力を覚醒させる啓示という儀式を頼み込む所から始まる。
偏屈で人間嫌いのガタリは啓示のために多額の報酬を請求してきたため、資金を集めるために勇者達は”きりなしの塔”攻略にやって来た戦士達向けのアイテムショップ「にけや」をオープン。ククリの手製弁当と貴重なアイテムが好評を呼びにけやは大いに繁盛するも、客が多すぎて弁当が作りきれなくなってしまう。
そこで手伝いにやって来たのがキタキタおやじ。手間の掛かる弁当に代わっておにぎりを作ることにし、一段落したものの厨房から聞こえてくる珍妙な音に疑問を持った戦士がのぞき込むとそこにあったものは・・・
額に汗を流しながらご飯を脇の下で握りしめるキタキタおやじの姿であった
この事実はあっという間に噂となり、にけやは閉店する羽目になってしまいましたとさ・・・。
表記揺れ
二次創作
パロディのネタとして描かれているのは殆ど若い女性が握っているイラストである。
これはオッサンが握ったのは食べたくないが
若い女の子が握ったのなら食べたいという心理が表れたものと思われる。
元ネタと同様「ほっほっ」という掛け声と「ぎゅっぎゅっ」という握る音で表現されている事が多い。
よく描かれているキャラとして、腋キャラとして知られている博麗霊夢があげられる。
逆に元ネタの魔法陣グルグル系のキャラが描かれているイラストは稀である。
ノースリーブやタンクトップ等、普段から腋を露出している女性キャラクターがこのタグの付いたイラストのターゲットになり易い。
余談
『火星人刑事』(安永航一郎)においては、この脇おにぎりのギョーザバージョンともいえる、脇ギョーザ(ぱかぱかギョーザ)なるシロモノが登場している。
おにぎりと同様、多忙を極めたギョーザ屋が開発した技術だったが、そのギョーザ屋の娘が技術を継承してしまった事から女子高生のフェロモンが凝縮されたギョーザになってしまい、世のオッサンたちを惑わせて社会を地味な混乱に至らしめたシロモノとなっている。
注意
実際には、腋は皮膚が非常に薄い部位のひとつで、熱々のご飯を大量に挟もうものならまず間違いなく火傷してしまう。
デリヘル嬢に実際にやらせようとして店に怒られた人も実在するので、もしやるのなら程よく冷めたご飯で、嫁や彼女にやってもらおう。
まぁ、キタキタおやじにやって貰うのが一番確実な方法であろう。食いたくなるかどうかは別として。