ネタバレ注意
トミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~の世界で蔓延る違法チップ。黒い小型CPUの形を取っているが、起動すると差し込み部分に単眼が閉じた状態から一ツ目が見開く。セキュリティが万全かつ健全なAIの認識を誤認させ、能力の効率化が図れるものの、正常に機能させる働きとの狭間で揺れ動き、誤作動を断続的に誘発させて暴走、終いには大事故に直結する。
韋駄天弐型を盗み出したマイコも此れと同じCPUを使い、韋駄天のAIを誤認、箍が外れ暴走させた。
だが、其とは別に酷似するウイルスらしきものが誰も気付かない間に操作画面から一瞬姿を現し、間接的ながら天の浮大橋の倒壊、江古山の発電システムの暴走、ツインドラゴンホテル爆破解体の爆薬誤作動など不特定多数の人命を奪いかねない事件に機動救急警察を嘲笑うかの如く暗躍し、原因をコンピューターによるシステム異常の事故扱いで済まされている。まるでドライブヘッドを試すかの様に…
大元も出所も不明であるが、ゴウ達がその存在を知り、白日の下に晒した時、大きなターニングポイントになるのは確実視されている。