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上には上がいるっていうのはいいものだね。

おかげでわたしはこうして気楽にボーっと立っていられるんだから。

歌とか踊りとか大変だな。わたしはカンベン。悪いな、コウテイ

応援はするからさ。(『けものフレンズ大図鑑』紹介文より抜粋)

概要

ペンギン目ペンギン科アプテノディテス属キングペンギン(別名オウサマペンギン)のフレンズ

2017年4月22日から始まった東武動物公園とのコラボ企画で初めてお披露目された新規参入キャラクターであり、けもフレ公式ガイドブック4巻の『けものフレンズ大図鑑』にて改めて紹介された(このため、それ以前の各作品には登場していない)。

容姿

実在の動物がコウテイペンギン(エンペラーペンギン)によく似ている経緯から、フレンズの姿もコウテイに近い風貌をしている。紹介文によると、コウテイペンギンほど過酷な環境で生息してきたわけではないので、彼女に比べて体型がシャープであるらしい(それでも充分グラマラスに見えるが…)。

髪はコウテイ同様に黒髪ストレートの長髪だが、前髪で左目が隠れたコウテイとは対称的に右目が隠れている。また、左側の前髪には嘴をイメージしたオレンジ色のメッシュが入っており、ヘッドホンもコウテイ(およびPPP)のものと異なるオレンジ色のサイバーなデザインとなっている。

衣装は上半身が半袖のハイネックジャージ、下半身はコウテイ同様のハイレグで、ニーソックスにはジャージ同様にジッパーが付いている。

余談

キングペンギンは、現存するペンギンの中でコウテイペンギンに次いで世界で2番目に巨大な種属である。

両者の名前の由来として、コウテイが発見される19世紀以前、「ペンギンの中で最も巨大な種属」として“キング(王)”の名前を与えられたが、その後、19世紀に入りさらに巨大なペンギンが発見され、その種属がキングより上の冠位として“エンペラー(皇帝)”に肖り、「コウテイペンギン」と名付けられた…という経緯がある。そのためか、本項冒頭の彼女自身の台詞のようにコウテイのほうが持て囃される傾向がある模様(本人はその現状をむしろ満足しているようだが)。

また、キングペンギンは警戒心の強い種属でもあり、同じ生息地で混群で行動することもあるジェンツーペンギンロイヤルペンギンなどとは異なり他種属との接触を避けるらしく、アイドル活動に否定的なキャラクターの裏付けになったと推測される。

因みにコラボ元である東武動物公園のペンギン舎でのペンギントークによると、国内でコウテイペンギンを飼育している動物園・水族館は愛知県の名古屋港水族館、和歌山県の白浜アドベンチャーワールドの2園のみであるとのことで、それ以外の施設で飼育されている「コウテイっぽいペンギン」は皆キングペンギンだ…という見分け方があるらしい。

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