概要
正式名称は「Penguins Performance Project(ペンギンズ・パフォーマンス・プロジェクト)」。
上記の3つの単語から頭文字をとった「PPP(読みは“ペパプ”)」という略記(および略称)が基本的に使用されている。
NEXONアプリ版
PPPの先代であるアイドルグループ「PIP(Penguin Idol Project)」が登場。
詳細はPIP(けものフレンズ)を参照。
ようこそジャパリパークへ!
第17話にてキタキツネの依頼を受けた菜々の仲介でトキの歌の指導のために登場。
作中の発言から少なくとも3名以上のフレンズで構成されたアイドルユニットであると思われる。
ユニット名は「PPP」(ただし、正式名称及び読みは不明)。
メンバー(確定)
休暇中であったため、イワトビ以外のメンバーは本編中において「PPP」のメンバーとして明言される形では登場しなかった(コウテイ、フンボルト、ジェンツーがイワトビと共にモブとして登場し、表紙には上記の4人の他にロイヤルが描かれているが、PPPのメンバーであるかは不明)。
アニメ1期
物語の舞台である「ジャパリパーク」で活動する、ペンギンのフレンズで構成される5人組アイドルユニット。ユニット自体の歴史は長いらしく、現在のメンバーは3代目に当たるとのこと。
衣装(服という概念がフレンズたちの間に無いに等しいことを考えると彼女たち的には『毛皮』か?)は、メンバー5人が皆ペンギン系のフレンズということもあり、ペンギンの胸部から腹部~下半身をイメージするようなレオタードの上から、これまたペンギンカラーな白黒ツートンジャージの上着を纏っている(イワビーとコウテイのはジャージというよりパーカー風。またジェーンだけはそれに加えて白いミニスカートをはいている)。
デビュー曲『大空ドリーマー』は作中の挿入歌として使用されている。
またどうぶつビスケッツ(サーバル・アライさん・フェネック)と共にオープニング曲『ようこそジャパリパークへ』を歌っている(どうぶつビスケッツ×PPPも参照)。なお同タイトルのCDの初回限定版には「PPP Ver.」が収録されている。
作中では主に各回のエンディング後の予告パートを担当。
ペープサート風の絵で描かれたメンバー5人が次回登場するフレンズのモチーフとなった動物の習性を題目に雑談(アドリブ)を展開する。ときには役と関係ない中の人の内情やプライベートが露見することが稀によくあるが、本作の監督も昔、これと似たようなシチュエーションの作品に携わってたような・・・?
本編ストーリーには第8話「ぺぱぷらいぶ」に登場。
2代目の解散以降、長い空白期間が続いたが、ロイヤルペンギンのプリンセスの呼びかけでかつてと同じペンギン種属のメンバーが集結。はかせの協力もあり、会場の準備や歌とダンスの研究・練習も着々と進められ、いよいよ復活デビューとなるが...
メンバー
けものフレンズ2
メンバー及び担当声優は前作と同じ。
アニメ放送前のビジュアルイラスト第2弾にプリンセス、コウテイ、ジェーンの三名が登場し、その後の第3弾にてフルルとイワビーも追加された。
1話では次回予告パートにて先行登場。
カフェでアルパカ・スリから振舞われた初めてのコーヒーゼリーをみんなで食べている。
その後、本編8話にてメンバー全員が直接登場。
プリンセスがセンターを務める、マーゲイがマネージャー、グループ結成からそれなりの時間が経っていると思われる様子から前作に登場したメンバーと同一人物である可能性が高いと思われるが、マーゲイの回想では前作のストーリーと若干の矛盾が生じている。
劇中ではマーゲイの案でオープニングアクトとして「ペンギンのせんしたち」というお芝居を披露する事になるが……
なお、同話終盤で披露される新曲「アラウンドラウンド」のライブダンスは担当声優達が実際に踊ったものをモーションキャプチャーで反映させており、(本作の監督があのアイカツ!のメガホンを取っていた木村隆一である事も相まって)前作と比べて非常に滑らかなダンスを見せてくれる。
舞台シリーズ
メンバーの構成、立ち位置、性格はアニメシリーズと同じで、演者もアニメで役を担当した声優達が同役を演じる(なお、イワビー役の相羽あいなのみスケジュールの都合で再演版の一部日程では出演できず、この時だけマーゲイ役の山下まみが同役を兼任)。
しかし、舞台シリーズはアニメやゲーム、コミックのどの媒体とも時空が異なる為、設定上は性格が同じ別人物という事になっている。
PPPのゆるぺぱ!
ペンギンアイドルとして活動する彼女達の舞台裏を描いた作品。
本作の影響で「PPP=芸人」というイメージが植えつけられる原因にも…
けものフレンズぱびりおん
アニメと同じ5人組のメンバーで活動しており、ユニットやメンバーの設定もアニメに準拠している。
メンバー全員が取る珍しい行動は「PPPダンス」で共通しているが、最初の一回転ターンをした後の動きがメンバーごとに異なる(よく見ると大空ドリーマーの振り付けを踊っているのが分かる)。
時折、ラッキービースト3型が『PPP』というユニット名に対してデータベースエラーらしき挙動を起こすことがあるようだが……?
けものフレンズFESTIVAL
ジャパリまつりの応援団代表に選ばれたペンギンのフレンズ達が、プリンセスことロイヤルペンギンの呼びかけでアニメ版と同じメンバーが集うも、プリンセス以外のメンバーはグループ結成に乗り気ではなく、気持ちもバラバラでアイドルユニット結成には至らなかった。
しかし、それでも諦めずに呼びかけ続けたプリンセスや、話を聞きつけたマーゲイの密かな手助けもあり、何とかグループ結成に成功する。
コウテイ曰く「昔いたって言われているアイドル」との事で、本作における彼女達は恐らくNEXON版に登場したPIPやアニメにおけるPPPとはまた別の代の模様。
しかし、プリンセスの呼びかけがグループ結成の発端となっている他、メンバー結成が上手くいかず思い悩むプリンセスが「初代ペンギンアイドルには、ロイヤルペンギンがいなかったっていうし……」と弱音を吐いたり、メンバーの性格がアニメ版と同じ所を見ると、本作の彼女達はグループが結成される前の3代目と同一人物である可能性もある。
けものフレンズ3
アプリ版にてメンバー全員が登場しているが、本作ではグループ名がNEXON時代に登場した「PIP」になっているのに加え、ロイヤルペンギンがメンバーに加入していなかった。
これらの事から、本作における彼女達はNEXON時代に登場したメンバーと同一人物である事が分かる。
また、本作ではジャイアントペンギンがグループのプロデューサーを務めている事が明かされている。
そしてメインシナリオ5章において、巨大セルリアン襲撃により記憶を失ったメンバーがバラバラになるという危機を乗り越えた矢先、リーダーのコウテイがグループ脱退を宣言(この時のコウテイがほんの一時的な事ながら脱退宣言をする描写が、アニメシリーズにおけるマーゲイの「2代目は3人」を意味するものと思われる)。
直後にロイヤルからの呼びかけにてメンバーはロイヤルを含めた5人へと再結成を果たし、さらに2020年3月末頃に迎えたハーフアニバーサリー記念イベント「Penguin Performance Project」にてついにグループ名がPPPへと改名される(加えてロイヤルペンギンに対する呼称もアニメシリーズと同じ「プリンセス」に変わっている)。
さらに、本イベント開催に伴うアップデートにてペンギンのフレンズ達のプロフィールや一部けものミラクルの描写も変更され、それらに見られた「PIP」の文字が全て「PPP」に変更された。
なお、IがPに変更された理由はハッキリとしておらず、メンバー達が聞いた情報も
- プリンセスがセンターに入ったから
- 歌や踊りだけじゃなく、パフォーマンスでも楽しんでほしいから
- ロゴとゴロがいいから
……といったように完全にバラバラ。
発案者たるジャイアント先輩も「ま、色々あるよ、色々」とはぐらかしているので、明確な理由は不明。
ちなみに、上記イベント開催に伴いアーケード版でもユニットの追加実装が発表され、現在は両媒体でPPPメンバーとして全員が登場している。
けものフレンズVぷろじぇくと
PPPのメンバーの中で、フルルが2021年の「世界ペンギンの日」である4月25日にケープペンギンと共にデビュー。
配信はPPPの活動が無い日などに行っているらしく、最初期メンバー(先輩)として続々とデビューしたけもVのフレンズたちを引っ張っている。
時折彼女からは『PPPのゆるぺぱ!』で見たことのある様な話題が出てくる様だが…?
詳細はこちら→フンボルトペンギン(けもV)
彼女のチャンネルにはジェーンがこれまでに3回ゲストとして登場している(ジェーンはVの体が無いため公式絵を立ち絵として登場した)。
そして、2023年の「世界ペンギンの日(4月25日)」配信にて、PPPのメンバー全員がゲストとしてフルルのチャンネルに集合する事が発表された。
ただ、メンバー全員のスケジュールを合わせるのは難しかったのか発表以降もなかなか配信日は決定しなかった。
そんなこんなで発表から約1年が経過した2024年4月19日にフルルからの重大発表が行われ、なんと毎月PPPの1人を呼んでトークする『おーるないとフルル!』の配信が決定。
全員集合は叶わなかったものの、夢のような企画が実現したのだった。
- 第1弾 ジェンツーペンギン 2024年4月25日
今回で3回目の登場となったジェーン。フルルと一緒に視聴者のお便りを読んだり、お説教をしたりと見所沢山の配信となった。
今回ジェーンはフルルにジャパまんを実際に作って差し入れしていたのだが、これがとあるコーナーでトンデモ展開のキッカケに……
- 第2弾 コウテイペンギン 2024年5月27日
第2弾にはリーダーのコウテイが登場。配信初登場のコウテイだったが、長年の付き合いもあってか安定したトークを繰り広げた。企画自体は前回と同じだったが、ユニークな質問やコウテイの辛辣なツッコミなどもあり、また違った見所のある配信となった。
- 第3弾 イワトビペンギン 2024年6月19日
第3弾にはイワビーが登場。配信者として成長していたフルルに驚きを隠せなかった様子。リスナーとも質問を通してロックな話題で盛り上がった。
- 第4弾 ロイヤルペンギン 2024年7月13日
最終回である第4弾にはプリンセスが登場。
ファンの前に生で姿を現すのは久しぶりではあったが、鋭いツッコミやキレ芸は健在であり、配信中にちょくちょくやらかすフルルへのツッコミを的確にこなすだけでなく、お説教コーナーでは(怠慢気味な)フルナー達へのガチめのお説教で捌き切って見せた。
余談だが、2023年末に行われたLIVE『輝きをより強く!』にて、けもVのメンバー達が「大空ドリーマー」を披露した事がある。
プリンセス役はコヨーテ、コウテイ役はウサコ、ジェーン役はカラカル、イワビー役はぐるる、フルル役は勿論フルルが担当した。
コラボレーション
コトダマン
コラボイベント開催中に入手できるユニットとして登場。
詳細はロイヤルペンギン(けものフレンズ)の該当項目を参照。
デスティニーチャイルド
名称 | PPPオンステージ |
---|---|
効果 | PvEでのスライドスキルに防御力無視ダメージ追加 |
けものフレンズ2とのコラボイベントにて、直接登場していないが期間限定で入手できるソウルカルタの絵柄として登場。
ブラッドジェム召喚からのみ入手できた。
ラテール
メンバー達は直接登場していないが、コラボイベント進行用のアイテムとして「ライブチケット」が登場。
サーバル達はこれを持ってライブに向かう途中、突然ジャパリパークからラテールの世界に迷い込んでしまった。
余談
1期アニメ本編において、彼女らの熱狂的なファンであるマーゲイの口から「初代は4人、2代目は3人、3代目は5人」と説明されたこともあり、「初代」とはPIPのことを指しているものと視聴者には考えられていた。
しかしオフィシャルガイドブック3巻において、はかせ・じょしゅの視点から見たサーバルの変遷(フレンズ世代交代説)という考察が発表され、第一世代としてコミック版のサーバルによく似たサーバルの姿が紹介された。
また、前述のTwitterやオフィシャルガイドブック4巻等にある「プリンセスが加入して誕生した」、という記述とも矛盾する。
さらに5月26日22:00よりニコニコ生放送にて開催された『けものフレンズ』全12話一挙放送において、はかせ・じょしゅ共に文字が完璧に読めるわけではないという可能性が示唆された。
そして、マーゲイ・プリンセスが文字を完璧に読むことができるかどうかも明言されていない。
情報を調べる施設として示されているのがじゃぱりとしょかん(に存在する二人)のみであることもあり、アニメ版におけるマーゲイ・プリンセスの語るPPPに関する情報には多くの間違いが含まれている可能性があることを留意しなければならない。
しかしドラマCD「じゃぱりまんがり」に登場したジャイアントペンギンが過去の歴史に詳しいと思われるので、彼女から聞いた可能性も考えられる。
その後、アニメシリーズ放映からおよそ2年後に配信されたアプリ版けものフレンズ3のストーリーにて、これらの矛盾や2代目以降のメンバー構成の謎が解明されていく事になる。
関連イラスト
関連項目
けものフレンズ ぺぱぷらいぶ(メイン回) マーゲイ(けものフレンズ)
表記揺れ
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