概要
「としょかんコンビ」とは、『けものフレンズ』におけるコノハ博士(アフリカオオコノハズク)とミミちゃん助手(ワシミミズク)とのコンビタグ。
アニメ版でもアプリ版でも、「博士と助手」という関係性は変わらず、常に揃って行動している。
アプリ版、アニメ版ともに「〜です」「〜なのです」という可愛らしい慇懃無礼な敬語で接する。
アニメ版では、二人で図書館の主、そしてフレンズらの「長」を務める。その立場ゆえかアプリ版に比べ少々生意気になっている。
フレンズやセルリアンなど、ジャパリパーク内の事に精通しており、二人揃って「我々はかしこいので」が口癖。
本人たち曰く「グルメなので」ジャパリまんに飽きており、複数の材料を調理した「料理」に憧れていた。
念願叶ってかばんにカレーを作ってもらってからはすっかり虜になってしまい、かばんや火を恐れないヒグマに作って貰っている。
しかしジャパリまんが嫌いとかそんなのではなく、ビーバーに家の材料を提供した際にはジャパリまん3ヶ月分を要求している。
ちなみにカレーの材料はジャパリまんの原料を作っている畑から拝借してきたものである。
また、フレンズ化したばかりの者に自分が何のフレンズかを教えているらしいが、かばんに至っては既に自分がヒトでは無いかと確信していたので、ヒトだと伝えてもあまり驚かなかった彼女に、少々つまらなそうな態度を見せていた。
口調や思考まで似ており(アプリ版ではワシミミズクが博士と出会った第一印象は、「キャラが被っている」。それ故か助手の立場に甘んじつつ美味しい所だけいただく黒い言動が多く、互いの存在が牽制し合う妙な関係にある)、容姿もあってほとんど双子に見える。というか、アニメ版のCGモデルに到っては彩色以外ほぼ使いまわしである。
同じことはゆきやまコンビにも言えることだが、一枚絵の場合コピペ&色替で作画されてる絵師さんも多い。
傍若無人で図々しい面があり、アプリ版では一部のフレンズから敬遠されている。例としてクジャクは無断で羽を千切られ、会う事を拒否し、ジャイアントモアのキャラクタークエストでは、彼女の大きくなるトレーニングに参加するが、よく動きよく食べる中では食べるだけだった。
その反面やる時はやる。アプリ版ではその知恵を活かした作戦を立案し、セルリアン襲撃時にはフレンズを指揮して反撃、撃破している。
アニメ最終回では黒セルリアン駆逐とかばん救出のために大勢のフレンズを率いてサーバルとヒグマに加勢し、黒セルリアン撃破には至らなかったが見事かばんを救い出した。
他にもスペシャル動画あにさまでは文句を言いつつもPPPのためにライブ会場の調整を行なっている他、タイリクオオカミの執筆、前述のビーバーの家づくり、アルパカのカフェなど、パークで何らかの活動をしているフレンズのサポートを幅広く行なっている。
一見すると博識なのを笠に着てやりたい放題やっているようにも見えるが、決して他のフレンズを下に見ているわけではない。むしろ、誰よりもフレンズとジャパリパークのことを思っているのだ。
ちなみに、現実のアフリカオオコノハズクはワシミミズクよりずっと小さい(アフリカオオコノハズクが全長19~24cmに対し、ワシミミズクの全長は3倍近い72cm。「ばすてき」では助手に「お前達は小さい」と言われたフェネックが「ほぼ変わらない」と反論していたが、極端な話アニメに登場したフレンズの中では、そのフェネックをはじめとした30cm前後のオグロプレーリードッグやパンサーカメレオン、アリヅカゲラを抜いて断トツに小さい)。それを反映してか、博士の方が声のトーンは高く、アニメではカレースプーンもお子様持ちだった。
作品内では行動を共にしているが、実際はワシミミズクがアフリカオオコノハズクを襲って食べてしまうこともある。
また、カレーを食べるようすから、カレーの鳥と形容されるようにもなった。
そうしたキャラもあってかどちらか単体にピックアップされることは少なく、二次創作でもどちらかが出るならもう片方も一緒に出るというほど一心同体度が高いが、逆に互いの感情に触れた創作は少ない。
(ただし中には(前述のサイズ差を意識してか)助手が博士に下克上を図ったり、ドッキリを仕掛けるなど弄って楽しんだりしてる創作も時折見かける)
むしろ、揃って他のキャラと絡むことが多いようだ。
また前述の通り、リアルのワシミミズクはアフリカオオコノハズクを捕食する事もある為、博士が助手に対して内心ビクビクしているイラストも存在する。
また、現実のコノハズクには嘴の根元に髭にも見える羽毛が生えており、これがコノハズクが博士になった由来だろう。
関連イラスト
両者のサイズ差