概要
NEXONアプリ版で初めて登場した何でも屋であり、「オルマー」ことオオアルマジロと、「センちゃん」ことオオセンザンコウのコンビである。
ただしオオアルマジロについては、2期アニメ版以降は「アルマー」の名前で登場するのが基本となっている。
NEXONアプリ版
お調子者だが頭もよく回るオルマーと、冷静沈着で状況判断力に優れるセンちゃん。普段は調子の良いオルマーを度々センちゃんが窘めるが、ダブルスフィアとしてのオーダー遂行中は、二人の頭脳による的確な推理と判断、そして攻守揃ったコンビネーションを見せる。
アプリ版のイベントストーリーを中心に活躍し、メインストーリーでも終盤にてルルのサポートの為に登場している。
あるストーリーでは、多くのフレンズ達の活躍を貶されたことによってセンちゃんが激昂する場面もある。逆に言えば、何だかんだでオルマーに対しては気を許しているであろう。
けものフレンズ2
アニメ版
1期のばすてきコンビに次ぐ、主人公達の追跡者ポジションとして登場。アルマーとセンちゃんは、いわゆる中の人においてもばすてきコンビと一致している。
なお、この作品においては職業が何でも屋でなく探偵であり、また作品内で「ダブルスフィア」というコンビ名は一度も使われていないことに注意する必要がある。
もっとも、ファンの間での通称は大体ダブルスフィアでまかり通っており、制作スタッフの間でもダブルスフィアという名称自体は認知されている模様。ダブルスフィア以外では「探偵コンビ」などと呼ばれることもある。
1~9話においては、Cパート(本編の後)や本編の合間で、キュルルの後を常に追う立場となっている。
各話における足跡は以下の通り(5~7話では、ダブルスフィアの登場自体がない)。
さばんなトリオ2 | ダブルスフィア | 備考 |
---|---|---|
1話 | けんきゅうセンター | 謎の咆哮が原因で、捜査を一時中断 |
2話 | けんきゅうセンター | 本格的に追跡を開始する |
3話 | 依頼主の場所 | 依頼主に、一旦の現状報告を行う |
4話 | ミナミメーリカエン | ここで一度追いつくが、確保し損ねる |
8話 | PPPライブ会場 | ようやくキュルルの確保に成功 |
9話 | 依頼主の場所 | 依頼主の元にキュルルを預け、依頼完了 |
9話でようやく依頼を全うした二人は、一旦自分達の拠点(パーク内にあった「わすれものセンター」)に帰り、10話以降からは別の依頼主達より、それまでとは全く異なる依頼を引き受けることになる。
コミカライズ版
依頼主は同じだが、追跡する目的が“ヒトの保護”へ変化。また、「物が崩れた音」でも怖がって丸まってしまうなど、ビビリ、ヘタレっぷりが一層際立っている(ただし、後述の通り「やる時はやる」タイプである)
大まかな軌跡はアニメ版とあまり変わらないが、ミナミメーリカエンでサーバル一行に追い付いた際は、事前にネコ系のビーストの匂いを感知していた事もあり、サーバルとカラカルを、「ヒト(キュルル)を襲おうとしているビースト」と勘違いし、攻撃を加えている。
カラカルに威嚇されて萎縮するまではほとんど同じ流れだが、その後は丸まった時の勢いで川に落下し、そのままどこかへ流されている(川の流れはさほど激しくはなかったので、サーバル達はあえて助けずに旅を継続している)。
なお、この「川に流される二人組」のシーンは、NEXONアプリ版のあの二人のオマージュである。
その後、第12話でキュルル一行に再び追いつき、13話で「拉致」ではなく「説得」という形で、キュルルを依頼主に引き合わせる(アニメ版でのPPPとのいざこざは生じない)
ここで依頼は果たした格好だが、センちゃんは「依頼主が探していたのは、本当にキュルルだったのか?」との疑問が拭えず、依頼主の元に引き返す。
14話ではキュルルからの新たな依頼(ビーストの保護)を受けてセルリアンと対戦するが、あっさりと取り込まれてしまう。が、セルリアンの内部でビーストを「消化」から守り、依頼は果たした。
理屈は解説されていないが、ビーストですら自由を奪われるセルリアンの内部でも、短時間なら行動が可能なようだ(本人も言うとおり、防御に徹すると強いらしい)
15話以降も、依頼を完全に果たしていない(依頼主が「本当に探していたヒト」を見つけていない)ためか、その場にとどまり続けていた。
最終決戦にも依頼主とともに参戦。カットは小さいが、センちゃんは自分型のセルリアンと対戦している。
最終決戦後も依頼主の家でキュルルたちに別れを告げており、まだしばらくはともに過ごすつもりのようだ。