概要
CV:佐々木琴子(PPPLIVE〜)
オウサマペンギンの通称で知られる大型種・キングペンギンのフレンズ。
実在の動物がコウテイペンギン(エンペラーペンギン)によく似ている経緯から、フレンズの姿もコウテイに近い風貌をしている。紹介文によると、コウテイペンギンほど過酷な環境で生息してきたわけではないので、彼女に比べて体型がスマートであるらしい。
(ちなみに吉崎氏のコンセプトアート曰く『Rocket OPPAI』)
髪はコウテイ同様に黒髪ストレートの長髪だが、前髪で左目が隠れたコウテイとは対照的に右目が隠れている。また左側の前髪には嘴をイメージしたオレンジ色のメッシュが入っており、ヘッドホンもコウテイ(およびPPP)のものと異なるオレンジ色のサイバーなデザインとなっている。
衣装は上半身が半袖のハイネックジャージ、下半身はコウテイ同様のハイレグで、ニーソックスにはジャージ同様にジッパーが付いている。
初出
上には上がいるっていうのはいいものだね。
おかげでわたしはこうして気楽にボーっと立っていられるんだから。
歌とか踊りとか大変だな。わたしはカンベン。悪いな、コウテイ。
応援はするからさ。
2017年4月22日から始まった東武動物公園とのコラボ企画で初めてお披露目された新規参入キャラクターであり、後に1期アニメBD付きガイドブック4巻の『けものフレンズ大図鑑』でも改めて紹介された(このためそれ以前に発表された各メディアには登場してない)。
けものフレンズぱびりおん
2020年4月22日より観察可能になった。
シリーズ及びゲーム媒体への本格的な出演は本作が初となる。
上述のプロフィールを基とした性格で、自分から積極的に物事に関わろうとはせず、マイペースかつ気楽に遠くから傍観するのを好む。
珍しい行動は「気楽に過ごせそうだ」。「氷の玉座」で披露する。
氷の椅子の上でくつろいでいる内にうたた寝を始める。
けものフレンズ3
アプリ版
愛称は「キング」。
性格は他のタイトルと同様で、浜辺で海をぼーっと眺めているのを好む。
他のフレンズ達から遊びに誘われても積極的に絡もうとはしないが、決して人付き合いが悪い訳でもなく、一人になった子に寄り添う優しい一面も併せ持つ。
元動物として共通点があるコウテイとは顔馴染みで、彼女からアイドル活動をしてみないかと勧誘を受ける事も。
ゲーム内ではオンラインライブイベント「PPPLIVE」開催を記念した2020年4月25日のすてっぷあっぷしょうたいより登場。
初期けも級は☆4。属性はフレンドリー。
とくせい | 応援ならするさ | 自身の攻撃命中率と与ダメージ10%増加&フレンドリー属性の味方のぼんやりうっかり耐性(高)増加 |
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キセキとくせい | 王の名にかけて | 自身の与ダメージ15%増加&フレンドリー属性の味方がズキンズキン状態の敵への与ダメージ20%増加 |
たいきスキル | ひとりおしくらまんじゅう | 2ターン与ダメージ10%増加&強敵に対してさらに20%増加 |
とくいわざ | ちょっとついばみ | 敵単体に120%のダメージ |
けものミラクル | たまには王らしく | 敵全体に大ダメージ+対象がズキンズキン状態の場合、追加ダメージ |
アーケード版
スキルカード「これでもくらえー!」に描かれていたが、サービス終了までにユニット実装される事はなかった。
余談
キングペンギンは、現存するペンギンの中でコウテイペンギンに次いで世界で2番目に巨大な種属である。
両者の名前の由来として、コウテイが発見される19世紀以前に「ペンギンの中で最も巨大な種属」として“キング(王)”の名前を与えられたが、19世紀に入りさらに巨大なペンギンが発見され、その種属がキングより上の冠位として“エンペラー(皇帝)”に肖り「コウテイペンギン」と名付けられた…という経緯がある。そのためか、本項冒頭の彼女自身の台詞のようにコウテイのほうが持て囃される傾向がある模様(本人はその現状をむしろ満足しているようだが)。
またキングペンギンは警戒心の強い種属でもあり、同じ生息地で混群で行動することもあるジェンツーペンギン・ロイヤルペンギンなどとは異なり他種属との接触を避けるらしく、アイドル活動に否定的なキャラクターの裏付けになったと推測される。
因みにコラボ元である東武動物公園のペンギン舎でのペンギントークによると、国内でコウテイペンギンを飼育している動物園・水族館は愛知県の名古屋港水族館、和歌山県の白浜アドベンチャーワールドの2園のみであるとのことで、それ以外の施設で飼育されている「コウテイっぽいペンギン」は皆キングペンギンだ…という見分け方があるらしい。