ウド(進撃の巨人)
うど
最前線の塹壕で、最先端部から撤退してきたファルコに,水筒の水を掛け包帯を巻き介抱し、さらに、マーレ軍人のコスロの手当てや、ファルコが収容した中東連合軍捕虜に止血帯を提供する等、衛生兵に準ずる働きを見せた。また部隊内で唯一中東連合の言語を理解でき、ファルコから「出血は収まってるから安心しろ」と伝える様に頼まれるが、捕虜のエルディア人への嫌悪の言葉を訳して伝えた。また、「成績ではガビに適わない」と、発言し、自身の鎧の巨人継承は望み薄と捉えている。
一方で非常に激しやすい様子が見られ、ゾフィアの何気ない、海軍への不満に対し、マーレ人上官のマガト隊長とコスロの直ぐ傍にも関わらず、マーレ海軍を無能の肥溜め!、クソ野郎!と痛烈に批難、罵倒し、さらに怒りに任せて、手当て中のファルコの頭を、止血帯できつく締め上げ、ガビに鉄兜を手榴弾で叩かれ注意を受けた。
飛行船から、楽園送りに代わる刑罰として、エルディア人が、質量爆弾として投下され、空中でジークの咆哮によって巨人化させられる、瞬間には、候補生で唯一目を瞑り、落下後に要塞を蹂躙する姿を他の候補生と供に複雑な表情で見つめていた。
戦闘終了後、巨人化戦力陳腐化後のエルディア人の処遇について不安視し、心的外傷を負った捕虜が本国送還後に、反巨人兵器、反エルディア人宣伝に利用され、世界からエルディア人がさらに危険視され、迫害される事を懸念して、やり場のない怒りを港の、ビットにぶつけていた。
ライナー合流後は、ガビと同じく彼に駆け寄り、頭を撫でられていた他、市内散策を希望するガビに、マガトの命令に従い特定の店に行かないように釘押さした。
コルトの起こした、ガビを讃える列車内のバカ騒ぎには、ゾフィア同様に混じらず、困惑した表情を浮かべていた。