マタドール
またどーる
スペイン語で闘牛士の意(Matador)。あるいはそれを由来に持つさまざまなものの名称。
闘牛士「マタドール」
トレーロ(Torero)とも呼ばれる。
闘牛は一人で行うのではなく、幾人かの闘牛士がかわるがわる攻撃して牛を弱らせていく。
最初は馬に乗った「ピカドール」が槍で牛を突き、続いて「バンデリエロ」が杭を打ち込む。
そして最後にとどめの一撃を打ち込むのが「マタドール」である。
カポーテ(Capote)(試合中や行進中などに使う刺繍や装飾の施されたケープ)やムレータ(Muleta)(闘牛のシンボルとも言うべき赤い布とそれを支える棒)といった特徴的な衣裳に身を包み観客を魅了する花形。下半身のラインを強調した衣裳は非常に、あの、けしからんですよね。
カクテル「マタドール」
テキーラ、パイナップルジュース、ライムジュースをシェークし、クラッシュドアイスを入れたグラスに注ぐ。ライムジュースの代わりにレモンジュースを使う場合もある。
最後にカクテルピンに刺したパイナップルとマラスキーノチェリーを入れる。
フルーティでやや甘口の味わいの中にもテキーラの香りが効いたロングドリンク。
魔人「マタドール」
魔人と呼ばれる特異な種族に分類される悪魔の一体で、特定個所において極低確率で(256分の1ともいわれる)出現するか、あるいはボスキャラとして各作品に登場する。
死神の一種であり、当該作におけるマタドールは猛牛に代わり人と相対する。
死と隣り合わせの極限状態に身を置き、剣を交わし、昂らせ、相手を死の淵に叩き落とすことを至上とする、血に飢えた戦闘狂のごとき存在である。