西之島

にしのしま

小笠原諸島の島

西之島(にしのしま) とは 東京都小笠原村の島 である。

概要

本州から南に約1000kmの地点に所在する。18世紀にスペインの船が発見、「ロザリオ島」と命名。19世紀にはイギリスのノーチラス号が訪れている。20世紀に入ってから日本によって「西之島」と命名された。独自の生態系があるため海鳥の繁殖地となっており、鳥獣保護区に指定されている。

もともと近海では海底火山などの噴火が繰り返されていたが、2013年に南南東500メートルで噴火があり新しい島が出来た。この噴火は１年以上にもわたって続き、新島と西之島は一体となり、西之島は以前の10倍までの大きさに拡大、2017年に至っても断続的に噴火が継続している。噴火が小康状態にあるときの上陸調査によれば、僅かな植生が残っているほか、依然として海鳥の繁殖が確認されている。

関連イベント

関連タグ

小笠原諸島

火山

西之島新島

この記事のカテゴリ