音楽の調
簡単に言えば、どの音を使い、それぞれの音にどんな役割を与えるかということを意味する。西洋音階は1オクターブに12個の音があるが、通常はこの中から7つを使用して曲を作る。その中で最も重要な音は主音と呼ばれる。英語ではkey。
長調と短調があり、1オクターブに12音あるためそれぞれに12種類ずつ(理論上は15種類ずつ)の調が存在する。♯7つの調と♭5つの調は実質的に同じとなる。同様に♯6つと♭6つ、♯5つと♭7つも同じとなる。長調と短調では各音の間隔が異なるので雰囲気に差が出る。おおむね長調は明るく、短調は暗くなることが多い。
曲の途中で調を変えることを転調という。曲全体の調を変えることを移調という。カラオケで「キーを上げる」「キーを下げる」というのも移調である。