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平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて登場する白拍子の女性。

源義経の愛妾。

概要

 平安時代の終り頃に始った舞・白拍子の創始者とも云われる磯禅師の娘で、飢饉の際に朝廷で「雨乞い神事」を行い、ただひとり雨を降らせる事ができた「神に届く舞」を舞ったとされる。

 義経と兄の源頼朝との対立の最中捕らえられ、頼朝に白拍子の舞を命じられた。

そのとき、義経を慕う歌を唄い頼朝を激怒させるが、妻の北条政子が取り成したと云われている。

以下はその歌。

 しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな

 吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき

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静御前の編集履歴2011/04/27 12:23:17 版