概要
狐が1000年生きると天狐になれる。千里の先の事を見通す。尾の数は九本とも。下に存在する、野狐、気狐のように悪さをすることはない。さらに生きて、3000歳を超えると空狐となる。
ゲゲゲの鬼太郎では
70年代を除くすべての年代に登場。妖狐族の長で、作中のヒエラルキーは空狐よりも天狐の方が上。デザインは人の顔のように見える顔を持つ衣を着た狐のような姿。また、猫目も特徴的である。
鬼太郎と直接戦闘をしたのは80年代版のみで、その他の作品では過激派である空狐を戒める役である事が殆ど。80年代の劇場版第三弾にも盆踊りに参加していた事から人間との共存を望んでいる事が伺える。
ただし、厳密には2000年代版に登場したのは第2夜OPでシルエットとして登場したのみ。恐らく打ち切りが決まるまでは登場が予定されていたのだろう。(姿は80年代版寄り。)
実写版では小雪が演じるが、デザインがどの年代の天狐とも異なり、透明な複数の尾を持つ美しき女神のような印象を受ける。力も他の天狐の例に漏れず強大で命令を聞かず暴走した空狐をただの狐の姿に退化させてしまった事からも偉大さが伺える。性格は穏やかで人間と妖怪の共存を望んでおり、人間に住処を追われてもまた新天地を探せば良いと考えているなど柔軟な思考も併せ持つ。なお、天狐曰く妖狐族は油揚げが好物とのこと。(60年代アニメや実写版で見られた。)
どの年代も共通して人間に住処を脅かされているという設定。
pixivにおいては、狐の神獣や妖怪のキャラクターを描いたイラストに多く付けられるタグで、漫画やアニメなどに登場するキャラクターにも付けられる。
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