ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

とらドラ!の編集履歴

2011-04-30 19:34:22 バージョン

とらドラ!

とらドラ!』とは電撃文庫から発行されている長編小説。著者は竹宮ゆゆこ。挿絵イラストはヤス。ジャンルとしては、ラブコメ。全10巻+スピンオフ3巻。


概要

2006年2月に本編に先駆ける形で外伝にあたる「幸福の手乗りタイガー伝説」(2巻に収録)が電撃hpに掲載された。その後2006年3月に角川メディアワークス(現アスキーメディアワークス)から電撃文庫レーベルにて1巻が発売されてシリーズ開始。ちょうど3年後の2009年3月に本編の10巻が発売になり、完結した。


そのほか、スピンオフが2巻まで発売中である。また、電撃hpや電撃文庫MAGAZINEなどに外伝が何編か掲載されている。


宝島社より発行されている「このライトノベルがすごい!2009」では、作品部門2位(2007年6位、2008年4位)を受賞。キャラクター女性部門で逢坂大河が3位、男性部門で高須竜児が2位を受賞するなどの評価をうけている。


ストーリー

高須竜児は、生まれつきの目つきの悪さから、不良と勘違いされてしまうような人間だが、温厚でやさしい人間であった。

逢坂大河は、小柄で人形のような清楚な美少女とみられているが、凶暴な性格で手乗りタイガーと揶揄されていた。

実はずぼらでドジな性格で、相当のおっちょこちょいでもある。

ある日、大河が間違えて竜児の鞄にラブレターを入れた事から、お互いの想い人を知ってしまう。

ここで、共同戦線を結ぶことになり、お互いの恋を応援をすることになり、物語がスタートする。


コミック

コミカライズ(作画 絶叫)は、当初『月刊電撃コミックガオ!』に連載されていたが、2008年4月号で休刊になってしまったため、『月刊コミック電撃大王』に移動して連載継続中。単行本は2009年1月現在2巻までが発売中である。


なお、2巻特装版の付録「とらドラ!スペシャルブック」には、原作の表紙を手がけるヤスの4コマ漫画、あらきかなおのショート漫画、おかゆまさきや田中ロミオのショートストーリーなどが収録されている。


ゲーム

『とらドラ・ポータブル!』というタイトルでバンダイナムコゲームスから2009年4月30日に発売。限定版には、竹宮ゆゆこ書き下ろしのスピンオフや絶叫のショートコミックなどが入ったファンブック、高須棒形クリーナーストラップ、手乗りタイガーポーチ、特製縦置きスタンド、スペシャルDVDが付属する。


また、予約特典として、スク水大河のねんどろいどぷちがもらえた。


アニメ

2008年10月よりテレビ東京系列6局およびAT-Xで放送、制作はJ.C.STAFFで全25話完結。


メインキャラクター

高須 竜児(たかす りゅうじ)

本作品の主人公。2年C組。16歳(9巻以降は17歳)。血液型はA型。父親ゆずりの目つきの怖さと三白眼から不良やヤンキーと勘違いされがちで、コンプレックスとなっているが、実際は温厚で面倒見が良く、かつ真面目で几帳面な性格で、成績優秀・品行方正を地で行く優等生。驚いたりした時の口癖は「おぅ」。趣味は、海外のインテリア雑誌を読むこと。

母子家庭で、母・泰子とアパート2階の一室で暮らしている。家事は万能で、食事はほとんど竜児が作っており、裁縫・掃除なども得意。特に掃除に関しては、遊ぶのをそっちのけで掃除に没頭するほど好きで、またささいな汚れを見逃さない極端なきれい好きの潔癖症。

実乃梨に好意を抱いている。

逢坂 大河(あいさか たいが)

本作品のヒロイン。2年C組。小柄な体格とふんわりとした長い髪で「人形のよう」とも評され、一時は多くの男子生徒から告白されるほどのルックスだが、実際は大変に凶暴な性格で恐れられている。その性格と一風変わった名前、小柄な体格から「手乗りタイガー」のあだ名を持つが、本人は変わった名前と体格に劣等感を抱いている。本来の性格は泣き虫で、かなりのドジっ娘。またその性格や境遇もあいまって悲観的になる事が多く、反面他人への思いやりも人一倍強い。中学時代は私学のお嬢様校に通っていた。

親はかなりの資産家ではあるが、家族との折り合いが悪く、ある発言をきっかけに現在は高須家の隣にある高級マンションの2階の一室をあてがわれ一人暮らしをしている。だが生活能力はほとんどなく、親から振り込まれるお金を駆使して生活していた。竜児と知り合ってからは高須家で過ごす時間が多くなる。

その性格から友人は少ないが、実乃梨とは一年生の頃から非常に仲が良い。自分のドジをきっかけとして竜児の恋愛事情を知り、お互いの恋愛成就のために協力し合う事になる。

櫛枝 実乃梨(くしえだ みのり)

2年C組。愛称は「みのりん」。女子ソフトボール部キャプテン。運動神経がよく、体力や持久力も高い。笑顔が眩しい明朗快活な少女だが、超がつくほどのマイペースな性格。しばしば口調が急に変わり、会話の端々にさまざまなネタを混ぜ込む癖がある。常にダイエットを心がけており、自称「ダイエット戦士」。多くのアルバイトを掛け持ちしており、日常のほとんどを部活とアルバイトに費やしている。幼い頃は野球をしており、進学後もソフトボールを続ける事を望んでいる。 大河とは親友。また祐作とは部活関係から仲がいいが、想いを寄せられている竜児とは二年生になるまでほとんど話した事もなかった。

北村 祐作(きたむら ゆうさく)

2年C組。クラス委員長で生徒会副会長で、男子ソフトボール部部長。眼鏡を掛けた容姿にきわめて真面目な生活態度、清々しいながらもちょっとズレた言動などが『ちびまる子ちゃん』の丸尾君にそっくりなことからクラスの女子から「まるお」とあだ名されて親しまれている。運動神経は高く、性格はやや楽観的。竜児とは一年生の頃からの親友で、進級当初はその外見から恐れられている竜児の数少ない理解者だった。

川嶋 亜美(かわしま あみ)

1学期途中から2年C組に転校してきた美少女。身長165cm、体重45kg。モデルをしており、母親は女優の川嶋安奈と、一般的にも知名度がある。誰にでも優しく驕らない性格を装っているが、実際には自分の全てを鼻に掛ける高慢さと強烈な毒舌の持ち主。大多数の男子生徒から好意を持たれている。抜群の美貌とスタイルを維持するため、食事制限、ジムやエステ通いを怠らない。実家は資産家で、別荘を所持している。蛙が大の苦手。

転校してくる以前から仲の良い友人に恵まれなかったが、大橋高校では麻耶や奈々子と交友を深め、クラスでも一緒に居る事が多くなった。クラスにもよく溶け込み、リーダーシップを発揮する事もある。現在は伯父夫婦の家に下宿している。

祐作とは幼馴染み。大河とは犬猿の仲(物語が進むにつれ、徐々に軟化していく)で、誰にでも尻尾を振るチワワに例えて「ばかちー」(バカチワワの略)と呼ばれている。また竜児には甘ったるい言動で喋りかける事が多いが、一方で本音を漏らす事もしばしば。

物語においては竜児、大河、実乃梨、祐作の複雑な関係にちょっかいを出しつつも面白可笑しく傍観、もしくは干渉するという立場にある。


関連イラスト

くぎゅうううううう><

弱気をぶっ飛ばせ!!


関連動画


関連タグ

表記揺れ:とらドラ! とらドラ

電撃文庫

逢坂大河 櫛枝実乃梨 川嶋亜美

高須竜児 北村祐作

釘宮理恵 堀江由衣 喜多村英梨

手乗りタイガー みのりん

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました