概要
『モンタナ・ジョーンズ』の第5話『タージマハルの密かな愉しみ』に登場したメカローバー。正式名称『ゾウ型メカローバー ガーネシア』。
象をモチーフとした重量型メカで、石炭による内燃機関を動力源としている。姿形は象そのものを模しており、駆動方式は車輪駆動である。前足にタイヤ、後ろ足側には大型の歯車型車輪を備えている。背中にはゴンドラの様な操縦席と座席が備わり、後部に機関部が剥き出しになっている。武装らしきものは無く、鼻の部分からホースを出して水をくみ上げる機能が備わる。また、水陸両用で機体周りから浮き袋が出て水上を航行する事が可能。
モンタナ達が突き止めた宝物の在り処となる巨大な池に追い付き、そこで鼻から出したホースで水をくみ上げた。その間はメリッサ・ソーンを人質にしていたが、彼女が機転を効かして、移動用につれていた象にチョコレートの欠片を投げた。そのチョコに気付いた象が誘われる形で移動し、排水用ポンプを踏みつけて立ち止まった。
踏まれた事で排水できずホースが膨大に膨れ上がり、機を見たメリッサがチョコを投げると、象がそれを追い求めて足を上げた。途端、排水ホースから水が強烈な水圧で噴射され、その水圧でメカローバーが暴走して大回転した挙句に空になった池底へ転落、引っ繰り返って中破した。
その後、損傷した状態でモーターボートで川を下るモンタナ達を追いかける。水上までは来られないだろうと甘く見ていたメリッサだったが、浮き袋を出して水上移動する様を見て驚愕している。突進してボートを転覆させようとするものの、モンタナが針で浮き袋に穴を空けた為にコントロール不能となって水没した。