概要
自称進学校とは、管理教育を行なっている高等高校の俗称である。
偏差値55〜65辺りの高校によく見られる。
特徴
・模試は進研。授業で使う教材はベネッセ。休日課題は進研模試の過去問
・補習で休暇が潰れる
・宿題が多い
・旧帝1桁、その他は駅弁
・スポーツ関連の行事が多い
・教師が根性論者
・朝補習がある(三年生になると放課後にもう一時間補習が追加されるオプション付)
・勉強とスポーツを同一視
・一応進学校と呼ばれているが、実績はイマイチ
・量>>>>>>>>質
・バイト禁止
・文武両道
メリット、デメリット
メリット
・ブラック企業への耐性がつく。
・自主的に勉強をやらない人でも無理やりやらされるため、教科書レベルの学力はつく。
・早起きの習慣がつく。
デメリット
・束縛される。
・個性を潰される。
・趣味を禁止、監視される。
・勉強漬けでストレスが溜まる。
・自分で考えなくなる。
・教師の質に大きく左右される。
・塾、予備校、留年を馬鹿にされる。
・休みを潰される。
代表例
星稜高等学校
福岡県立宗像高校
さいたま市立浦和南高等学校
対策
自称進学校を見分けるには、その高校の口コミを見る事が大切である。
偏差値はそこまであてにならない。偏差値70越えの自称進学校もある。
オープンキャンパスに行くという選択肢もあるが、あくまでも演出である為、その高校の実態が知れるという訳でも無い。
万が一入ってしまった場合は、教師の教えにどれだけ逆らえるかが、重要になってくる。
課外は不参加が可能なら、そうするべきである。
宿題も徹底的に手を抜こう。真面目にやっても手のトレーニングにしかならない。
自称進学校に入り、難関大学へ進学している人の大半は、学校の授業より、家庭学習を重視している。
進研模試は受けても無駄では無いが、やはり問題の質は低めである。自主的に他会社の模試を受ける事をお勧めする。
結論
結局、良い大学に入れるかはどうかは、本人の努力(と地頭)次第である。
「自称進学校のせいで東大落ちた」などは言い訳に過ぎない。