概要
『パシフィック・リム:アップライジング』に登場する怪獣。命名者はハーマン・ゴットリーブ。ハクジャと同じく、10年前の戦争で猛威を振るったカテゴリー4である。毒性も高い。このユニットでは、唯一の英語由来の名前である。
前駆細胞によって構成される生体発光するトゲが特徴。どことなくスラターンを思わせるような要素 (頭部と鋭い突起物がある複数の尻尾)を持つ。頭部におそらくは10個の眼がある。四足歩行と二足歩行を切り替えられるという意味では、他の二体の中間にいる。
剃刀のような鋭いトゲが生えた二本の尻尾による攻撃は強力。また、生えたトゲにプラズマエネルギーを付与して槍として一斉に飛ばすこともできる (テレビのインタビューによると、実際に劇中でも使用していると思わしい)。公式のカードでは、トゲにはおそらく「自力推進機能」があるとされ、もっと直接的なエネルギーの槍か針を飛ばしているように見えるが、実際のところはどうなのか不明(参照)。劇中のとある描写から、尻尾そのものにプラズマエネルギーを纏わせることもできる可能性もあるが、実際は不明。
弱点は、離れたところからの攻撃を得意とするため、閉所での格闘による腹部への刺突だとされる。
ロシアまたはアンカレッジ方面から出現。
余談
- 原語表記を「シュリケットホーン」と読み間違えないように。ソーンは「トゲ」であり、ホーンは「角」である。
- 日本版のパンフレットでは全員の名前と姿が一致しなかった(ハクジャに至っては姿すら…)。もっとも、イェーガーの武装や怪獣のカテゴリーなど、原語とは異なったデータや名称などが見られるのも本シリーズの特徴なのかもしれない。
- 『スターウォーズ』シリーズのネクスーとは、少し似ているかもしれない(参照)。