八甲田丸は、国鉄青函航路で旅客と鉄道車両を輸送するために設計された鉄道連絡船である。
概要
国鉄最初の自動化船である津軽丸型の第2船で、1964年に竣工し就役して以来走り続け、青函トンネルの開通後、1988年に青函航路が完全廃止まで活躍を続けた船となった。
現在では、青森駅の傍のかつて第二岸壁だった場所に係留され、資料館「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」となっている。
姉妹船
長女の津軽丸、妹分に松前丸、大雪丸、摩周丸、羊蹄丸、十和田丸が居たが、国内に現存しているのは函館港の摩周丸のみである。