カードテキスト
自分は1000ライフポイント回復する。
概要
「自分は1000ライフポイント回復する」という、単純明快な効果を持った通常魔法。
なんと、《モウヤンのカレー》5杯分の回復量である。
ただ、800回復の《天使の生き血》よりはマシとはいえ、遊戯王では回復して耐えるよりも倒される前に倒す方が一般的な戦術なので、ただ1000回復するだけのこのカードは採用されにくい。
…というか、速攻魔法で1200回復できる《ご隠居の猛毒薬》がある時点で採用する意味は無い。
こんな(効果としては)地味なカードにわざわざ記事があるのはなぜかと思うかもしれないが、このカードの真の価値(?)は、一度見たら忘れられないほどの独特なイラストにある。
まあ、肩から胸にかけて肌を露出した太った中年女性なんて、正直誰得って話である。(海外版では描き直されているが、太った中年女性なのには変わりない。)
せめてもう少し若ければ…
ちなみに、遊戯王GXに登場するデュエリスト前田隼人は、「田舎の母親を思い出させるから」という理由(英語版では「故郷のガールフレンドを思い出す」という理由)でこのカードを愛用している。
名前の由来になっているのは、おそらくケルト神話の医神「ディアン・ケヒト」-戦神ヌアザが腕を切断された際に銀製の義手を作成して与えたなどという逸話のある神-である。
ただし、ディアン・ケヒトは男神である。