概要
cv:田中あいみ
明日葉丸のパッセンジャー。実家は温泉付き旅館「みつわ旅館」を経営している。ゆりとは家が隣同士の幼馴染である。通う高校は東京都立三宅女子高校。
昔はゆりとすごく仲が良かったが、高校で棚橋コーチの指導を受ける内にゆりと共に彼に片想いしてしまい、それ以降は恋のライバルとしてギスギスした口論をするようになってしまった。また、棚橋コーチ関連以外でも小学生レベルの口論を繰り広げている。
だが、本人達は否定するが、基本的な思考や価値観は同じで共通点が非常に多い。俗に言うケンカップルである。
レース前後や練習中でも口論が絶えないが、根幹的な部分ではゆりを信頼しているので、レース中はお互いテレパシーのようなものを感じ取りながら阿吽の呼吸でダイナミックな走行を見せ、日に日にタイムを縮めていっている。
全国大会優勝チームに与えられるマン島TTレース出場権を獲得し、数ヶ月前に自分の力を試す為にマン島TTレースに挑むと言って旅立った棚橋コーチに自分の想いを伝える為、優勝に賭ける思いは他チームよりも強い。
ボーイッシュで思った事をズバズバ言う性格で、ライバルチームであるなぎさのいずみに対する想いを聞いた際は、筋が通らない時は通らないって言わなきゃと、彼女にガツンと反抗する事をけしかけている。
また、煽り耐性が低く、ゆりの余計な一言に逆上して状況を悪化させることが多い。
特に最終回では予選での左足の負傷により初めてお互いの役割を入れ替えた事で感覚がつかめず他チームから大きく離された状況だったとはいえ、戦意喪失してマシンを止めた挙句ゆりと過激な口論をした挙句本気の殴り合いをするという醜態を晒した。
その後自分が放った一言でゆりが泣きそうになったのをきっかけに初心を思い出し以前のような関係に戻りそうだったが、棚橋コーチの失恋を目の当たりにしたゆりの裏切りにより再び口論になり、クロスカウンターでダブルノックアウトするという醜態が最後の出番だった。
どちらかというと振り回される事が多かったのでゆりに比べるとマシだが、ほぼ毎回繰り広げられた騒がしく醜い口論のせいで全く好感が持てないキャラクターだった。