概要
CV:七瀬彩夏
アルスヴィズ号のドライバー。左目が前髪で隠れている。あいが付けた異名は「音速の女王様」。非常にプライドが高く根っからの女王様気質で、幼馴染のなぎさに対してグズと罵ったり、レーシングスーツのファスナーを上げさせたり、マシン整備をなぎさ一人に任せたりとドsな言動が多い。だが、なぎさのヘルメットにガードレールで擦った跡を見つけた時は言葉は悪いながらも気遣う素振りを見せたり、地元でなぎさに絡んでいたレディースに鬼の形相で立ち向かい、ボロボロにされながらも助けたりと彼女を思いやっている一面もある。
なお、なぎさ以外には人当たりが良く気配りもできる。気晴らしのような感じと称してなぎさがいない洋風民宿「暁」(ゆりの実家)に宿泊している。
なぎさに対して「あの子の人生は私が握っているようなもの。」と歪んだ愛情を抱いており、ある日のテスト走行前に彼女と険悪な雰囲気になった時は同じく険悪な雰囲気になっていたゆりとめぐみにパートナーチェンジをしてのテスト走行を提案したものの、代理パートナーのめぐみの技量を認めながらも違和感を感じたうえ、テスト走行を終えたなぎさがゆりと談笑しているのを見て嫉妬し、彼女に平手打ちをして解散および絶好宣言をし、後にその理由を「パートナーを変えようとは言ったけど仲良くしろとは言ってない。」と言うなど面倒な性格である。
だが、絶好宣言をした翌日になぎさが勢いよく謝罪するとあっさり許すなど度量の大きさも持ち合わせている。
自身のドライビングテクニックに絶大な自信を持っており、当初は安全なマージンを見込んだうえで急カーブでもほとんど減速しないなどパッセンジャーの状況などお構いなしの荒い走行だった。なお、走行中にうっとりしている描写がある事からスピード狂の一面もあると思われる。
だが、ある日のテスト走行中にカラスを撥ねそうになって激しくスピンしてコースアウトした際はしばらく放心状態になり、初めてレースの恐怖を覚えてからはなぎさの今まで以上の大胆な舵取りに戸惑いを覚え、多少だがパッセンジャーの状況を気遣う走りをするようになった。
関連タグ
礼子(スーパーカブ) - 小説『スーパーカブ』の登場人物。中の人繋がりかつ二輪車乗りのキャラクター。