1987年にナムコ(現:バンダイナムコゲームズ)からリリースされた業務用のアクションゲーム「ワンダーモモ」及びそのイラストにつけられるタグ。
概要
ナムコシアターの人気舞台劇「ワンダーモモ」上演中という設定で進む横スクロールアクションゲーム。ロリコット星からやってきた正義の変身ヒロインモモを操作し、ワンダーモモに変身して地球の平和を乱す悪の怪人軍団ワルデモンと戦う全4話16ステージの活劇。ヒーローショーとアイドルショーを融合したような独特な世界観とノリが話題を呼び、ギャルゲーの先駆けとして、そして80年代末期におけるナムコ黄金期の終息の象徴として、良くも悪くも評価されている作品である。また、主人公のモモは80年代のナムコを代表する人気女性キャラクターの1人となり、2005年に旧ナムコからリリースされたシミュレーションRPG「NAMCO x CAPCOM」にも出演している。2011年にPSP用ソフト「クイーンズゲイト スパイラルカオス」に参戦。
移植版
1989年:PCエンジン(後にWiiのバーチャルコンソールでリリース)
1997年:プレイステーション(『ナムコミュージアムアンコール』)
2009年:バーチャルコンソールアーケード(業務用の完全移植版)
トリビア
- 『ワンダーモモ』の主人公モモを演じているのは「人気アイドル神田桃」という設定で、AC版リリース当時のゲーム雑誌ではモモへのインタビュー形式でゲームが紹介されていた。その後アイドルマスターシリーズにおいて「765プロの高木社長がかつてプロデュースしたアイドルがモモ」という設定が加えられ、公式で「アイドルマスター」に登場するアイドルキャラ達の先輩と位置づけられるようになった。
- モモのスリーサイズはバスト82、ウェスト57、ヒップ84。ソースはハマのヤドカリ、よかおなごじゃ。
関連イラスト
関連動画
【AC版】
1987年2月稼動。
独特の癖のある操作性(というかハッキリ言って操作性は悪い)により、見た目とは裏腹に難易度は高い。
全4話16ステージ(1話4ステージ構成)
【第1話:恐怖! 怪人軍団】
[nicovideo:sm3518460]
【第2話:吸血フラワーの謎】
[nicovideo:sm3518647]
【第3話:狙われた女学生】
[nicovideo:sm3518779]
【第4話:変身! 最終決戦】
[nicovideo:sm3518915]
【PCエンジン版】
1989年4月21日発売。
容量の都合上、サンプリング音声と一部の敵、音楽、4ステージ分がカットされ、ステージ構成と演出に変更が加えられた代わりに、一定ステージをクリアするとモモの1枚絵が拝めるようになった。操作性もだいぶ向上している。
全12ステージ(AC版と違いエピソード仕立てではない)
【前編】
[nicovideo:sm8687107]
【後編】
[nicovideo:sm8687270]
【AC版全曲集】
2003年にリリースされたオムニバスサウンドトラック「ナムコ アーケード80'S 」他サントラCDに多数収録。
[nicovideo:sm9480627]
【ボーカルアレンジバージョン】
「ナムコベストヒットパレード」などのアレンジアルバムにBGMのボーカルアレンジバージョンが収録されており、現在は詩人、弾き語りミュージシャンとして活動している女性シンガーのまさごろとTAKAによるデュエット形式で、モモの変身前と変身後を、ゆるいロリ系ボイスと熱いシャウト、そしてヒーローの悲哀を描いた歌詞で歌いわけている。
[nicovideo:sm8619592]
その他
BGMのリミックスバージョンがアリカ開発による音楽ゲーム「テクニクビート」に収録されており、2008年にリリースされたサウンドトラックに収録されている。
関連タグ
- ナムコ
- レトロゲーム
- 超絶倫人ベラボーマン
- NAMCO×CAPCOM
- ナムコクロスカプコン
- ナムカプ
- 特撮ヒロイン
- ワンダーモモーイ
- 神田桃
- アイドルマスター
- 川澄綾子(NAMCO×CAPCOMでの声優)
- スパイラルカオス
- アマゾーナ
イベント系タグ