ストーリー
昭和の高度経済期の頃の日本を舞台に、突如ヒーローへの変身能力を与えられたしがないサラリーマン、中村等を操り、銀の力(100円玉)と超変身物質の力でベラボーマンとなって、悪の科学者、爆田博士率いるロボット軍団と戦うヒーローアクションゲーム。
概要
1988年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)からリリースされた業務用のアクションゲーム、超絶倫人ベラボーマンのイラストにつけられるタグ。
純和風アクションゲームの傑作と名高い「源平討魔伝」の製作チーム、通称「源平プロジェクト」が制作に携わっており、ボタンを押す強弱により、攻撃の強弱やジャンプの高さに変化をつける「ベラボースイッチ(タッチレスポンススイッチ)」と呼ばれる独特の操作仕様、そしてノスタルジックな世界観や珍妙でユニークかつ多彩なキャラクターが大きな話題となった。
地上で戦うアクションステージと、海底で戦うシューティングステージが存在する。
全32ステージあり、業務用ゲームなのに攻略に1時間以上を要する。
業務用は日本のみの発売であるが、PCエンジン版は「Bravoman」のタイトルでアメリカでもTurboGrafx-16(アメリカ版PCエンジン)用に発売されている。
その後、2005年発売のシミュレーション RPG「namco×CAPCOM」に主人公ベラボーマン(CV:稲田徹、原作では梅津秀行)と多数の敵キャラが出演した。
爆田博士は声優の飛田展男が演じていたが、ボイスチェンジャー等の機械を使って収録していた。
2013年、全編英語でwebアニメが製作された(タイトルはBravoman、日本語は字幕のみ)。
超絶倫人
よくネタにされる肩書だが、「絶倫」とは「すごい」と言う意味でしかない。
エロい意味になるのは「精力絶倫」(精力がすごい)と書いた場合のみである。
(尤も「精力的に働く」と言う言葉があるように、「精力」の方も本来はエロい意味ではないのだが)
なお設定的には「超絶的に倫理的な人」の略とかなんとか。
関連イラスト
移植版
- 1990年:PCエンジン版 (攻撃の強弱は、ボタンを押す長さで変化:2007年5月22日よりWiiのバーチャルコンソールで配信)
- 2006年:Let’S! TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア3(未発売)
- 2009年:バーチャルコンソール アーケード版(2009年10月6日より配信開始)
- 2010年:携帯アプリ PCエンジン版(2010年10月28日より配信開始)
- 2023年:アーケードアーカイブス (2023年6月8日より配信開始。攻撃の強弱はボタンを押す長さ。設定によりウ号{永パ防止キャラ}出現までのタイマーが表示可能に)
関連タグ
- ナムコ
- ベラボーマン
- ワンダーモモ(『namco×CAPCOM』でベラボーマンとペアを組む。本来ワンダーモモは女優・神田桃が演じた舞台劇でしかないのだが、ナムカプではベラボーマンの銀の力を分け与えられた事で本物のスーパーヒロインに変身する)
- ピストル大名の冒険
- namco×CAPCOM(ナムカプ ナムコクロスカプコン)
- デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ(爆田博士、わや姫、ウンババがゲスト出演している。)
- 怪物くん ダルシム モンキー・D・ルフィ (他作品の手足伸縮キャラ)
- レトロゲーム
- PCエンジン
- アーケードゲーム
- おにぎり(HP回復アイテムとして三角おにぎりが登場する。ステージ道中意外にも、面クリア時に「福」マークを集めた数に応じてもらえるが、その場合は地面を転がして渡される。