CV:岩井七世
演:日テレドラマ版優香 TBSドラマ版二階堂ふみ(幼少期:大迫莉榎)
概要
『この世界の片隅に』の登場人物。
遊郭で働く女性で、学校に少ししか通えなかったため字があまり読めない。
ひょんなことで北條すずと仲良くなる。
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以降はネタバレを含みます
幼少期は子沢山で貧しい家に育ち、金持ちの家に一旦は子守奉公に出たものの主人の子供の暴虐さに耐えきれず逃亡してしばらく浮浪生活を送っていた。
その当時に江波にあったすずの実家に迷い込み、飢えから縁側にあったスイカを食べていた。この件ですずに「座敷童子の少女」として記憶の片隅に残ることになる(ただし、すずの方は成人後再会した際に気づいていなかった)。
職場の付き合いで客として遊郭に来た北條周作と想い合う仲となったが、周作の周囲の反対もあり結ばれることは叶わなかった。
そのことにすずが気づき、また周作もすずと水原哲の感情に気づいていたため北條夫婦の間に多少の波が立つことになるが、リンも夫婦にはあえて踏み込むことはなく、すずの気遣いを受け入れつつ達観した人生観を彼女に語る。
その後何度かあった呉市内中心部への空襲で彼女がいた遊郭も焼け落ち、リンの消息は分からなくなった(おそらく死亡したものと思われる)。
アニメ映画版では尺の都合もあってか大幅に出番がカットされており、EDにイメージ映像として彼女の半生が描かれているが、2018年に公開予定のロングバージョンで彼女のエピソードも盛り込まれる予定とのこと。