ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

十干の編集履歴

2011-06-04 11:48:06 バージョン

十干

十干は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸。十二支と組み合わさって干支を成す。



概要

天干(てんかん)とも言う(対して十二支は地支)。読みは以下の通り。


十干
コウオツヘイテイコウシンジン
きのえきのとひのえひのとつちのえつちのとかのえかのとみずのえみずのと
訓の意木の兄木の弟火の兄火の弟土の兄土の弟金の兄金の弟水の兄水の弟

御馴染みの「コウ・オツ・ヘイ」という読み方だと、甲と庚、己と癸が被ってしまう。

英語ではCelestial StemsまたはHeavenly Stemsと言うらしい。これは「天干」という呼び方に基づいたものとなっており、中国でも天干の方がポピュラーな様子。


日常では、順位や種別や名称の代わりとしての使われ方が馴染み深い。

恵方はその年の十干によってのみ決まっている。

「干」の字は幹・肝に関連すると言う(対する「支」は枝・肢)。

「甲」~「癸」の字は、(十二支の「子」~「亥」共々)一年を通した植物の状態等に関係してるという話も。

昔、十個の太陽が交代で巡るという宇宙観があって、そこから来たという説も。


十干の訓と陰陽五行

訓の「え(兄)」は陽、「と(弟)」は陰を意味するらしい(陰陽説)。兄や弟は、(今日においても姉妹を指して兄弟ぶ事があるように)古くは性別を問わないものだったそうで、この場合もその様子。ただし中国では一般的に、陽の干は(男性の)兄、陰の干は妹とされているという話も。

「兄弟」でちょうど「えと」となり、干支の訓はここに由来するとの事。元々は十干が「えと」と呼ばれていたと言われる事もあり、それが干支にも引き継がれたとも。十干と十二支自体がまた陰陽・兄弟の関係と言う事で、干支が「えと」と呼ばれるようになった……のではないかとも思うが、なかなか聞かない。

一方の木・火・土・金・水は五行説に基づくもので、ちょうど下表のように、陰陽×五行という形になる。



ただし、陰陽×五行という事で考え出されたわけではなく、元は陰陽五行とは別に存在していた様子。陰陽と五行は十二支にも当てられているが、十干の場合は訓にもなっているように、殆どイコールで結び付けられていると思われる。

陽の木や陰の火について、具体的にはだいたい以下のように解釈されている様子(参考:四柱五行推命術独学習講義教室本当の自分ウラ・オモテタオの風水学教室)。


陽木大木
陰木草花
陽火太陽、燃え盛る炎
陰火焚き火、灯火
陽土乾いた土、硬い土、大きな山、岩
陰土湿った土、柔らかな土壌
陽金剛金、刃物
陰金貴金属、宝石
陽水海、大河、泉
陰水雨滴、露、池

関連タグ

干支 十二支 十干十二支

陰陽 五行 元素

植物 通知表 通信簿

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました