概要
別名をアンチウィルス、ワクチンソフトなどと呼び、パソコン内に侵入したウィルスを検出・監視・駆除するためのソフトウェア。現在の社会においては必須とも言える。
以前は、Windowsのウィルスが多く、Macはセキュリティ対策ソフト無しでも安全だったが、今日ではMacも攻撃のターゲットとして狙われるため、注意が必要。
注意事項
大半のウィルス対策ソフトは同時に使うことはできない。
同時に使用すれば、互いに競合や干渉などを起こし、パソコンを不安定にさせるからだ。
しかし、今では、インストール時に他のウィルス対策ソフトをアンインストールさせるよう促されるため、同時使用になる可能性は低い。
検出方法
大きく分ければ2種類ある。
ブラックリスト型
ウィルスをパターンファイルと照らし合わせて検出する。市販されている製品の9割以上はこれ。ユーザーは特にこれといった操作をしないでいいため、楽である。
なお、パターンファイルを用いるため、パターンファイルのないウィルスは検出できないのが欠点。
ホワイトリスト型
ブラックリスト型と対をなす方法。こちらは全てのプログラムをブロックし、安全性が確認できているプログラムだけをホワイトリストに追加する。
なお、実行できるのはホワイトリストに登録されているプログラムだけなので、安全性が高い。
しかし、パソコンに関する高度な知識が必要になるため、初心者向けではない。
次世代型
攻撃側の手法が進化しすぎて、従来のパターンマッチングだけでは検出が追い付かなくなってきたために、既存企業も含めてAIを用いた機械学習を用いたり、全てのプロセスを監視する従来とは別の手法に移りつつある。性質上、法人向けの製品がほぼ全てで一般には出回っていないが、有名な企業でもかなり普及していたりと意外に動きが早かったりする。
種類
ブラックリスト型
Avira
Avast
AVG
kaspersky
McAfee
Windows Defender
ZEROウイルスセキュリティ
ZEROクラウドセキュリティ
ZEROスーパーセキュリティ
ESET
G DATA
ソフォス HOME PREMIUM
ウイルスイレイザー
Malwarebytes
ホワイトリスト型
PC Matic
ハミングヘッズ Dep
Blue Planet-works AppGuard
次世代型(※今のところ法人向けのみ)
Carbon Black
Cylance (※個人向けもあるが日本は販売未定)
SentinelOne
CrowdStrike
Cybereason
ソフォス(InterceptX)