場所
首都リムルの観光娯楽地区にある。闘技場の地下にあり百階層にも及ぶ。
十階層ごとにボスモンスターを倒した場合、賞金が与えられる。月ごとに名前を発表されるために、闘争心が刺激される。
例として五十階層クリアをしたものは、先着1組・初回限定で金貨百枚。一月ごとにクリアする。
百階層をクリアした者には、リムルと戦う権利を与えられる。
戦争中では街を中に移動させることができる。また、戦争のときは、敵を中に入れて各個撃破するという場所になる。侵入者は、死んでも生き返らないが味方は何度でも復活するので敵にとっては地獄のような戦場となる。
構造
リムル曰く、進化型地下迷宮(アドバンストダンジョン)
地下百階であり、最下層には暴風竜ヴェルドラがおり、逆ピラミッドのような形となっている。ヴェルドラが魔素を放出しているために、下に行くほど魔素が強力のために下に行くほど強い魔物が産まれている。ヴェルドラはラミリスの本邸である精霊迷宮への扉が据えられている。
様々な罠を設置しており、下に行くほど難易度が高い。
ただし、戦争中などでは構造を変更は自由である。
九十五層は休憩地点の街となっている。
ボスと認定されたのは、ラミリスの力で不死性を与えられておりダンジョン内では死なない。
また、参加者も専用の腕輪【復活の腕輪】を身に着けていると死亡しても復活する。
記録地点(セーブポイント)
一度、そこまで行くとそこからスタートできる地点。十階層ごとに存在している。
安全地点
モンスターが近づかないし、罠も無い場所。水場が存在している。
階層
全ての階層の階段ごとにトイレと宿屋、食事処へと繋いでいる扉がある。
1階層
受付であり、ゲームで言う所のチュートリアル。アスレチックやミッション形式で基礎知識をレクチャーする。また、テンペストの特訓場にもなっている。この階層では、復活の腕輪を消費せずに死亡後、復活が可能となる。
四十階層
リムルが担当した罠がある。嫌がらせ特化の罠がある。
四十九階層
リムルが創ったり句作が多く、スライムによって苦戦する嫌がらせに特化した罠。武器破壊を重視している。スライムがテーマなのは、リムルがスライムのためと思われる。
五十階層以降
リムル曰く、本番。本当に難易度が高くなる。
五十一~六十階層
死霊系の階層。アダルマンが召喚した不死系魔物が大量にいる。毒沼や無酸素部屋等の凶悪な罠も満載。
六十一~七十階層
ゴーレムゾーン。一部エリアボスは試作型の銃器を備えた個体も。
七十一~八十階層
森林エリア。大小様々な魔蟲が襲いかかる。
八十一~九十階層
九十階層以降
九十五階層までは住居スペースとなっており、それ以降は最難関領域。ドラゴンがそれぞれ、護っておりかなり厄介。属性のある上位龍族を放っており、魔素を食し巣作りして自分好みの環境にしている。
九十五階層
トレイニー達が住む地域。研究や技術開発など、地上で出来ない研究も行われている。宿屋、食堂なども存在しており、エルフのお店(特別会員制)。ちなみに、料金割高。迷宮都市と評され、繁栄する。
九十一~九十四階層
九十五層による特別地区。隔離されている倉庫、花畑、加工工場となっている。九十一階層は鉄鉱石の保管倉庫(魔素の影響が強くしばらくすると、魔鋼に変化する)九十二階層は、魔鋼への製造工場。九十三階層は花畑であり、九十四階層は蜂蜜への加工工場。九十階層のボスを倒すと九十五層へと移動する事になる。
九十六階層
地滅階。凶悪な地震が襲う。地砕竜が住んでいる。
九十七階層
天電階。雷が降り注ぐ。烈風竜が住んでいる。
九十八階層
氷獄階。耐寒装備が必須。氷雪竜が住んでいる。
九十九階層
炎獄階。耐熱装備は必須。火炎竜が住んでいる。
百階層
ヴェルドラが座して待つ迷宮最深部。ヴェルドラの私室の他、管制室などの軍事作戦本部もココ。
関係者
管理者
ラミリス 固有スキルの迷宮創造(チイサナセカイ)により、ボスや参加者に不死性を与えたりしており、迷宮の内装などを自在に操れる。迷宮に関してならラミリスはほぼ万能。
リムル 正確に言えば、オーナー。お金を取っており、それをラミリスなどにも渡している。言ってしまえば、地主。
ベレッタ 正確に言えば、ラミリスの補佐もとい迷宮統括者(と書いてラミリスのパシリと読む)。ラミリスを狙う者が現れた場合の護衛であり、また助手などもしている。ボスのまとめ役も兼ねていたが、当人が役職が多すぎることからその役目は辞退した。ラミリスの配下。
トレイニー ラミリスの部下。九十五階層の街を管理もしている。ラミリスの配下。
階層守護者(ガーディアン)
十階層ごとにいるボス。その中の上位十名は十傑と呼ばれている。が、十傑という称号はラミラスがかっこいいからという理由。
大きな蜘蛛(ブラックスパイダー)
十階層のボス。先着五名で金貨三枚。ランクB
大きなムカデ(エビルムカデ)
二十階層のボス。先着五名で金貨五枚。ランクB+
大鬼の狂王(オーガロード)とその配下五人衆
ベニマル達と違い、本能のままに動く狂暴な魔物。報酬は金貨十枚。先着五名。ランクB+
嵐蛇(テンペストサーペント)
金貨二十枚で先着三名。ランクA-
ゴズール
牛頭族(ゴズ)の長。元々、ジュラの森に住んでいたが、馬頭族と仲が悪く百年間も延々と争い続けて近隣の弱小種族に迷惑をかけていた。スライムと言う事でリムルを馬鹿にしていたが、リムルとその配下であるシオンの実力に恐れをなして、あわてて態度をひるがえす形で配下に加わる。現在は、逆に喧嘩を延々と繰り返して居たが、決着がついており馬頭族とは険悪ではない(と、言うよりも上には上が居ると言う事を理解しただけの可能性もある)
メズール
馬頭族(メズ)の長。元々、ジュラの森で暮らしていたが、牛頭族と仲が悪く百年間も延々と争い続けて以下省略。二人をみて、ミノタウロスを思い出したリムルはダンジョンのボスに相応しいと思った。謁見中に乱入してきたダグリュールの馬鹿息子三兄弟が乱入してきて、シオンに叩きのめされるのを見て、実力差に気付いた。武道大会で、牛頭族に敗北したがギリギリの敗北であった。それ以降は、二人とも五十階層のボスを交代制でしている。
二人ともランクはAランクオーバーの魔人化しており、報償として金貨百枚。先着一名。
アダルマン
死霊。かつては神聖法皇国ルベリオスの枢機卿であったが、七曜の老師に騙される形で死霊竜の討伐に駆り出され命を落とす。蘇生からしばらく後にクレイマンの配下となるが、それは術式で縛られていただけであった。シュナに浄化されたことで支配から解放、魔国連邦に下る事になった。彼が地下迷宮のボスになったのは日光に弱く、夜間徘徊をしていると怖いと言う苦情が相継いだ事、リムルを神・シュナを巫女姫として崇め奉りうっとうしいと言う理由で隔離された。
六十階層のボスだが一気に弱体化をしており、当初はそれほど強くなかった。生前は神聖魔法に長け、武術にも優れていたが、死霊になってからは部下を召喚させ戦わせ、魔法での援護をすると言う戦い方をしている。浄化後は種族的にも弱体化していたため部下頼りを一層余儀なくされる。
後にヴェルドラの魔素を取り込み全盛期以上の死霊王(ワイトキング)となったことで七十階層のボスへ昇格した。十傑の一人。
アルベルト
骸骨剣士(スケルトン)。元々は、アダルマンの護衛を兼ねた凄腕の剣士。ハクロウを苦しめるほどの剣の腕前ゆえに、能力が下がっても装備を調えるとかなりの強さとなった。十傑の一人であり、かつては剣聖と呼ばれた人物であり、並大抵の腕前では倒されてしまう。
アダルマン同様大幅なパワーアップを遂げ、死霊聖騎士(デス・パラディン)へ進化した。
聖霊の守護巨像(エレメンタルコロッサス)→魔王の守護巨像(デモンコロッサス)
ラミリスが作ったゴーレム。魂が無いために、復活が出来ないと言う問題がある。ラミリスがリムルに初めてであったときにリムルによって倒され、二度目は日向によって倒される。ぶっちゃけ噛ませ犬。
当初は七十階層のボスだったがアダルマンとアルベルトの強化により六十階層のボスに降格。
ゼギオン
魔蟲。ジュラの森で傷つきながらもアピトを護る姿にリムルが感動して助けて、名付けた。リムル曰く、カブトムシとクワガタを足して二で割ったかっちょいい虫。当人は、かっちょいい虫に名前をつけた気分。リムルの体の一部を怪我を治すときに使われている。かなり希少かつ強力な種族。ヴェルドラの弟子。リムルの体の一部を使っているために、リムルのスキルが使うことができる。
後に完全変態を遂げ、蟲型魔獣に。八十階層のボスだが迷宮十傑の中では最強であり、十傑筆頭の地位を手に入れる。
アピト
軍団蜂→女王麗蜂。ゼギオンと同じ経緯で名付けられた。主に花畑で蜜を採取する仕事を言い渡されている。彼女が精製する蜜は万能薬の効果もある。ものすごい希少な種族であり、強力な種族。
彼女もまた進化して人型となった。七十九階層のフロアボス。クラマと仲が悪いが嫌悪をしているわけではない。
クマラ
妖狐。三百年以上を生きる超希少種。元々はクレイマンの配下であったが、操られていた形であった。その後、リムルによって解放され、名付けによりリムルの配下に加わる。九本の尻尾からそれぞれ特異能力を持つ獣を産みだし使役する。
九十階層のボス。ただし、日向がテストして挑戦した時は、現在は幼いと言う理由で代理でベレッタが出た。尻尾から使役できる獣魔を召喚できる。それぞれ、特殊能力を持っており十分に強敵。もともと、帝国の近くに母親とともに暮らしており母親は魔王になれるほどの実力を持っていた。だが、帝国の策略で国を滅ぼされて、クレイマンに売られた。と、いう過去を持つ。そのため、帝国に対する敵意は個人的にある。十傑の一人。
竜王(ドラゴンロード)
ミリムが捕獲してきた属性竜が進化した存在。火炎竜王、氷雪竜王、烈風竜王、地砕竜王の四体がそれぞれボスを務める。十傑に入っているが、十傑の中では弱い様子。
ヴェルドラ
百階層の守護者にして、魔素の根源。ボスとしての出番はまず無いに近い。ボスの間は、ボスの間らしい内装だが見えない所では、わりとくつろぎ空間がある。
報奨金は星金貨(一枚金貨百枚)百枚。破格であるが、普通に無理。
その他
通称、死を齋す迷宮の意志(ダンジョン・ドミネータ)。その正体は、リムル、ラミリス、ヴェルドラ、ミリムが創り出した疑似魂による仮魔体(アバター)で四人での弱い魔物を戦わせて強くして攻略していくと言う遊び。それぞれが望む魔物の体をしており、変更は不可能。
幽霊(ゴースト)
プレイヤーはリムル。特殊能力として、物理無効で浮遊しているため落とし穴に落ちない。物理攻撃が出来ず魔法攻撃のみを主体としている。
骸骨剣士(スケルトン)
プレイヤーはヴェルドラ。魔法は当初は使えないが、成長すれば習得可能。上位個体へ進化すれば、さらに戦法が広がる。ヴェルドラの我が儘で黄金の髑髏(神輝金鋼(オリハルコン)の機能テスト)で作られている。
粘性体(スライム)
プレイヤーは、ミリム。真っ赤な体をしている。一撃必殺の武器を持っており、素早さ以外の能力を捨てており速度と会心の一撃によって赤い流星(スカーレット)と呼ばれ恐れられている。
動く重鎧(リビングアーマー)
プレイヤーはラミリス。鎧を交換するように、鎧を強化していく。大斧を振り回しながら弾く事を知らない戦闘スタイルから、狂気の動く重鎧tして高い知名度を持つ。リムルからは、本体より強いのでは? と、疑問に抱かれている。