概要
おきゅたんbotとは、VR応援キャラクター「おきゅたん」のbotであり、2018年2月から動画投稿を開始したVR/XR応援系バーチャルYouTuber、VRガイドである。
秋葉原・ラフォーレ原宿・渋谷映画祭・池袋でVRと現実をつないだり、VR音楽フェスくらげビートを主催したりしている。
変遷
2017年6月、twitter上のVR応援キャラクター「おきゅたん」のbotとして、アカウントを開設。VRSNSのclusterなども利用しながら、VRファンとの交流、VR関連情報の発信を行いはじめる。
同年10月~12月には、VRコンテンツ・開発者の応援イベント「第1回VRすきまアワード」をまいてぃ999氏と共に主催するなど、当初からVR普及活動を行っていた。
2018年2月2日、VR普及活動の一貫としてYoutubeへ動画の投稿を開始した。(Vtuberとしての活動開始)。Youtube上でも上記漫画での活躍と変わらず、VRchatでの配信、VRアプリの紹介など、VR/XRに関連する動画を数多く投稿している。
2020年5月からは、第1期公式VIVEアンバサダーとしてVR周辺機器であるVIVE製品のPR担当を務めている。(VIVEたんbot?)
2022年4月、Meta Quest(旧Oculus Quest)の公式アンバサダーに、「おきゅたん」として任命される。誕生から実に8年越しの公式化(?)であった。
2023年12月には、おきゅたん原作10周年を記念した映画「劇場版くじらビート」の主演・監督を務め、現実の映画館で上映を敢行した。
ほぼ全編をメタバース内で撮影してVRの可能性を伝えると共に、自身の活動の幅も広げている。
「おきゅたん」の出生について
2014年4月、Unityゲーム開発者のカンファレンス「Unite Japan 2014」に合わせ、VRヘッドマウントディスプレイ、Oculus Riftの開発者であるPalmer Luckey氏が来日する。
彼が日本向けのインタビューを受ける中で、Unityのマスコットキャラクターであるユニティちゃんになぞらえ、「私達の方には"Oculus-Chan"が必要かも」exitという旨の発言を行なったことがきっかけで、熱意のあるVRファンの中で「Oculus-Chan」のキャラクターデザインを考えるムーブメントが生まれた。このムーブメントの直前に、まいてぃ999氏によって描かれたキャラクターexitが、現在の「おきゅたん」、「おきゅたんbot」の元となっている。(おきゅたんbotの誕生日はこのイラストの初出日)
まいてぃ999氏は「おきゅたん」の登場するVR応援漫画「VRすきまガールズ!」を2014年から継続して描き続けており、2022年現在も不定期で連載中である。
2017年6月、漫画の「おきゅたん」から派生する形で、twitter上で「おきゅたん」のbotアカウントが開設される。なお、原作者のまいてぃ999氏と、おきゅたんbotは別人である。
当初はリプライに応答する一般的なbotと同じような存在であったが、漫画の「おきゅたん」やSNS上の交流から"学習"を行うことで、次第にVR上で暮らしている「おきゅたんbot」の自我を確立することになった。
「おきゅたんbot」としての精力的なVR応援活動は、前述した通りである。