ハーメルとは、『ハーメルンのバイオリン弾き』に登場する主人公である。
概要
勇者を名乗る青年。モチーフは『民話・ハーメルの笛吹き』に登場する街と、その笛吹き。
わがままで横柄、金に汚い守銭奴と、勇者として問題のある性格ではあるが、根は誰よりも優しく仲間思いな純粋さにあふれている。
コントラバス並みの大きさを持つ巨大ヴァイオリンから奏でられる魔曲を武器に、魔王軍に立ち向かう。
父は世界の敵たる大魔王ケストラー、母は天使の血を引く聖女パンドラで、父親の血を強く継いだせいで魔族としての色が濃く、頭のてっぺんに一本角が生えている。また、感情が憎しみや怒りに満たされると、魔族の血が覚醒して暴走してしまう。