なりそこない
なりそこない
「なりそこない」とは、アニメ『美少女戦士セーラームーンS』第35話(アニメ通算124話)「迫り来る闇の恐怖! 苦戦の8戦士」に登場したダイモーンたちの総称である。
なりそこない
アニメ『美少女戦士セーラームーンS』第35話(アニメ通算124話)「迫り来る闇の恐怖! 苦戦の8戦士」に登場。
ミストレス9が完全に覚醒するまでの時間稼ぎ及び無限学園防衛の為に土萌教授が量産して大量に作り置きしていたダイモーンの卵より誕生したダイモーンの失敗作たち(らしい)。
ちなみに劇中ではこの名称は呼称されておらず、スタッフロールでも「ダイモーン」とのみ紹介されており、なかよしメディアブックス「美少女戦士セーラームーンS Ⅱ」で初めてこの名称が発覚した。
見た目的には目印であるデス・バスターズのシンボルマークである黒い星のマークが無い不定形の赤いスライム状の女性の怪物で、前作に登場したドロイド・ジャーマネンにそっくりな外見をしており、その不定形のプリンのような体の特性を生かして相手に巻き付いて絞め上げたり、遠くの敵に噛みついたりするなどの攻撃で襲いかかる戦法を得意としている。
また、一体一体が合体融合する事で生きたバリヤーとして展開する事もでき、バリヤーを拡大して周囲のものを取り込むこともできる模様。
なお、個々の戦闘能力自体は低いが圧倒的な物量を誇っている為、それを活かした人海戦術によりセーラー戦士たちを窮地に追い込んでいた。
最終的にはファラオ90の敗北と同時に崩壊した無限学園と共に運命を共にしたと思われるが、その中でたった1つだけ生き残っていた羽化していない“ダイモーンの卵”が残されており、その卵から上述している最後のダイモーン・レンジーが誕生する事となる。