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スターフライヤーの編集履歴

2011-06-25 22:59:12 バージョン

スターフライヤー

株式会社スターフライヤーは、福岡県北九州市小倉南区の北九州空港に本拠を置く航空会社である。空港の移転に合わせて2006年3月16日に就航開始した。


概要

北九州空港の移転と同時に東京国際空港との間の1路線で運航を開始した。さらに、2007年9月14日から東京/羽田 - 大阪/関西線の運航を開始した。


1990年代の規制緩和で生まれた日本の新規航空会社としては初めてエアバス社製旅客機で運航している。社長以下経営陣は旧日本エアシステムの元職員を中心とした日本航空や全日本空輸の出身者で成り立っている。


全日空とは同じエアバスA320を運航する縁もあり、北九州空港に就航していない全日空と路線競合していないことから、就航にあたり双方の強化を図るため業務提携しており、2007年6月1日からは東京/羽田 - 北九州線、2008年11月1日からは東京/羽田 - 大阪/関西線でのコードシェアを開始した。2007年12月21日に行った第15次第三者割当増資では全日空も増資を引き受けており、資本関係に発展している。


就航以来貨物搭載は行っていなかったが、2008年3月21日に福山通運と包括的業務提携を結び、同年8月1日、航空貨物事業を開始。


特徴


機体を含めたトータルデザインはデザイナーの松井龍哉によるものである。


コーポレートカラーは黒。受け付けカウンターや自動チェックイン機・運航機材のみならず、オリジナルグッズも黒に塗られている。


東京国際空港では、北九州線は第1旅客ターミナルビル南ウィング(旧日本エアシステムのスポット)を使用。発着スポットは出入口から最も遠い位置にある1番、または沖止めスポットが多い。


客室乗務員の制服はパンツルックを採用している。


2006年11月1日搭乗分から独自のマイレージプログラム「STAR LINK」を導入(同年9月12日発表)。


2006年上半期はほぼ50%台の搭乗率であり、8月は夏休みもあって70%を超えたが、当初経営陣が予想していた搭乗率を割り込んでいる。また、上半期の収入と赤字幅を見ると採算ラインは70%辺りと推測され、採算性向上を目的に、2007年6月1日から全日本空輸とのコードシェアを開始した。2007年度の年間搭乗率は75%と改善し、2008年度においては80%前後で推移している。 大阪/関西線ではほとんどの座席を全日本空輸に卸しているため、割引運賃ではスターフライヤー自体からの予約は取りにくい。


離陸前に機内で放送される「非常用設備のご案内」および同社CMのナレーションは、声優の子安武人が担当している。なお、企業PVでは杉田智和が担当している。


大阪/関西線就航前は、新規航空会社にしては珍しく、周遊チャーター便を頻繁に飛ばしていた。大阪/関西線就航後も、2008年の初日の出フライトを実施した。


2007年12月から5号機新規導入に伴い機内インターネットも導入予定だったが、5号機の導入予定を延期したため2009年11月時点ではサービスが始まっていない。また、2009年春を目処に、機内での携帯電話の使用を可能とするサービスを開始したいと表明したが、これも2009年11月時点では開始されていない。なお、機内での携帯電話が使用可能となるのは、導入するエアバスA320の最新型が、翼や座席画面を制御するパーツとして銅線ではなく光ファイバーを用いるため、計器に与える影響が少ないことによる。


機材

内装

標準で170席(全日本空輸国内線仕様では166席)を有するエアバスA320を144席仕様に減じて運航するため、普通席としては比較的シートにゆとりがある(前後間隔が91~94cm、12~15cm増加)。シートは全席黒の本革張りで可動式ヘッドレストやフットレスト、電子機器用電源コンセントと個人型液晶モニター装備があり、全席普通席であるにも関わらず、過去のレインボーシートやプレミアムエコノミーと近い装備との評価もある。

本革張りシートは顧客に豪奢な印象を与えると同時にモケット座席と比べると清掃が容易なため、海外の格安航空会社でも多くみられる装備である。シートテレビはパナソニックアビエーション社製eX2で、日本で最初に導入したのはスターフライヤーである。

外装

機体の塗色の大半は民間航空機としては珍しい黒色で塗り分けられている。また、主翼のウイングチップと垂直尾翼はポートサイド(左側面)が黒、スターボードサイド(右側面)が白の塗装となっている。このように左右で塗装が違うのも珍しい。

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