概要
この作品は作者である清水あおいが学生の頃、課題作品として考えた物語が元となっている。
創作インディアンをテーマとした作品だが、具体的な部族名などは決まっていない。
なお、元作品のタイトルは「血濡れの鷹と少年」であり、現在の作品よりも退廃的で血生臭いものであった。
登場人物の生活習慣やファッションなどは主にアパッチや平原インディアンを参考にしながら作者なりの解釈やアレンジがなされている。
ストーリー
舞台はアメリカがまだ発見される前の時代。
主人公のトリーはとある村に住む12才の少年。
彼の村は争いをあまり好まない平和な部族だったが、突然の襲撃によりトリーは目の前で両親を殺害されてしまう。
なんとか逃げ延びたトリーだったが、その途中迷子になってしまい、見知らぬ戦
士『ホーク』に助けられた事をきっかけに彼の弟になる。
しかし、排他的な酋長はトリーを受け入れようとせず、トリーを村に入れる代わりにある条件を出してきた。
慣れない戦士社会に戸惑いながらも少しずつ成長してゆくトリー。
しかし、義兄のホークにはある過去が…。