BASARA(田村由美)
ばさら
『BASARA』とは、別冊少女コミックにて連載された「田村由美」による架空戦記を題材とした漫画作品。
概要
『BASARA』とは、「田村由美」による架空戦記を題材とした長編漫画作品。
1998年に『LEGEND OF BASARA』のタイトルで放送された全13話のテレビアニメでは原作の序盤が描かれており、いわゆるUHFアニメの第1号作品となったことでも知られている。
文明の滅亡により、戦国時代頃にまで文明が後退した未来の日本列島を舞台に繰り広げられる。
各地を支配する王族と抵抗勢力との戦いの物語である。
あらすじ
とある村にタタラという少年がおり、「運命の子」と呼ばれていた。
主人公の更紗はタタラの双子の妹だが、あるときから彼女は男装して兄の名を名乗ることになる。
西国を治める「赤の王」の圧制に立ち向かう彼(彼女)らの元に、やがて各地の人々が集う。
他方、彼(彼女)の宿敵である「赤の王」こと朱理もまた、もう一人の主人公のような存在となっていく。
主要人物
主人公。運命の子供の名である「タタラ」を名乗り、革命に身を投じる15歳の少女。
家族や友人の仇とは知らずに朱理(赤の王)と偶然に出会い、惹かれ合い次第に愛し合うことになる。
日本国王の末子であり、西国を預かる赤の王。
敵とは知らずに偶然出会った更紗に惹かれ、深く愛し合うようになる。
九州・太宰府出身の少年。
「誇り高き砂漠の青い貴族」と呼ばれる遊牧民「風の民」の生き残り。
元・蒼の王の親衛隊隊長を務めていた美青年。
更紗の双子の兄。赤の王の部下に反逆者として殺害される。