太陽系で海王星の外側を回る準惑星。太陽からの平均距離59億1510万キロ、すなわち39.5402天文単位、公転周期247.796年。
1930年、米国ローウェル天文台のC=W=トンボーが発見し、長らく「第9惑星」とされていたが、2006年国際天文学連合により新たに準惑星に分類された。
軌道は離心率が大きく、海王星の内側になることもある。最大光度13.6等。赤道半径は2390キロ、質量は地球の0.0022倍。カロン、ニクス、ヒドラの3衛星をもつ。
準惑星に"降格"されたことに対する反応
冥王星が第9惑星から「準惑星」に分類された事実は、「準惑星に分類された=惑星から降格された」という強い負のイメージとして伝わっている。これは事実である。特に冥王星を題材にしたストーリーやキャラクターに対して愛着を持つ人たちにとっても、今回の準惑星への分類は「暴挙」と見ており、あえて「冥王星は惑星だ」と主張している人もいる。
詳しくはウィキペディアで「冥王星」の記事を調べれば出てくるだろう。