雛見沢症候群の軍事的利用方法を模索するため、《東京》によって設置された極秘研究機関。表向きはただの小さな診療所だが、地下に大規模な研究施設がある。
鬼隠しにあった(失踪した)といわれていた北条悟史はこの地下に(治療・研究のため)拘束されている。
スポンサーである《A.B.C.プロジェクト》に関わる政治家たちは、この研究が軍事利用できるか、またはこの研究によって作られる新薬で儲けられるかという打算的な興味しか持っておらず、雛見沢症候群そのものに対しては懐疑的な目でしか見ていない。
また、機関職員である入江・鷹野・富竹らは、彼らに雇われたに過ぎず、軍事利用等に関しては反対、もしくは無頓着である。
- 小泉が一二三の時代から目をつけていた症候群研究を再び見い出したため。
- 祖父である一二三の研究を認めさせるため《東京》を利用しただけ。
- 地方の医局で燻っていたところをその優れた手腕と隠された熱意を買われ、鷹野にスカウトされる。
- 彼の性格や生い立ちもあってか、症候群撲滅に並々ならぬ意志があり、実際、治療薬まで開発しているため。(祭囃し編)
- 彼が所属する「番犬」部隊が《東京》に属しているため。
- 彼の質実剛健で是々非々な性格や祭囃し編で発症している鷹野を救ったため。(それ故、監査役の彼は終末作戦実行の妨げとなっていたため、どの世界線でも真っ先に鷹野に殺害されていた。)
今まで戦闘職だったため、戦闘職では決して体験できない諜報や工作も経験してみたいという思いで、鷹野に山狗部隊ごと買収されるという形で、入江機関に参加する。