概要
鳥(酉)の物の怪憑き。透たちより9学年上。
透の前に最後に登場した十二支。慊人の一番のお気に入りで、常に側に控えている。病的なまでに離れるのを嫌がる慊人の為に殆ど草摩の外に出ないので、26歳になるまでコンビニで買い物をした事すらなかった。
最も早く呪いが解けており(そのため作中で変身した姿は出てこないが、『ファンブック 〔猫〕』ではスズメが描かれている)、それを知っているのは慊人のみだったが、紫呉は薄々気付いていた。
呪いが解けているため「神様」への本能的な思慕の念は消えており、深夜のコンビニで出逢ったありさを愛しく思うが、孤独な慊人への同情から離れられずにいる。
呪いが解けた際に永遠に慊人の傍にいる事を誓い彼女と肉体関係を持ってしまい、紫呉から嫌われる事になる。
幼い頃は紫呉を慕っていて、現在でも紫呉・はとり・綾女の事を「兄さん」と呼んでいる。
悲しみに囚われ暴走した慊人に刺され負傷するが、無事一命を取り留め、病院にてありさと再会を果たす。
退院後は本家を出て、田舎の町で就職。
アニメには登場せず。名前の由来は暮れの春から。