概要
コミックジーン連載「SERVAMP-サーヴァンプ-」に登場する憂鬱の真祖・椿とその下位吸血鬼であるベルキアの腐向けカップリングのこと。
関係性
2人の関係性は真祖と下位吸血鬼である。2人がいつから一緒にいるかは不明。桜哉が下位吸血鬼になるより前ということしか分かっていない。
椿の方が立場は上である。ベルキアもアニメ1話で「ボクにもご主人様がいるのさァ」と上下関係を明らかにしている。
しかし普段の2人の様子を見たりドラマCDなどを聴いているとさほど上下関係は無いように見え、まるで仲良しな友達のようである。
関係性(13巻までのネタバレ注意)
1巻
いつも椿のことを「つばきゅん」とあだ名で呼ぶベルキアが「椿」と呼んだのはここだけである。もちろん相手は「椿」を知らないのだから名前で呼ぶのは至極真っ当なのだが。
「ねえ コレ、探してたんだ。拾ってくれてありがとう」
仲間想いである椿はベルキアがクロ(SERVAMP)に倒され人形の姿になってから半日足らずでベルキアを探し、取り戻しに来た。真昼とクロの前、2人の友達のようなやりとりが見られる。
「どうせ世界で誰も僕を理解しない…」
ちょっと考えてみて欲しい。ここで描写されているのは真昼と椿のみで人形の姿のベルキアは描写されていない。しかし、傍にいるのである。椿のことを大切に想っているベルキアの心中はどうであろう。耐え難いものを感じてしまう。
3話の最後「ボクの姿戻してよォ~~~」とベルキアが言っているが、未だどうしたらベルキアが人形の姿から人型に戻れるのかは不明である。自力では戻れないことは確かである。
2巻
シャムロック(SERVAMP)とオトギリ(SERVAMP)とベルキアと椿、4人で麻雀をしている時の2人の席の位置は対面している。この巻での絡みはほぼない。
3巻
桜哉と一緒にいるにも関わらず「つばきゅんのダッツ溶けちゃってないよなァ…?」、「つばきゅん遅いって怒ってたァ?」などと椿のことを口にしている。
4巻
カバー裏四コマ表では背が小さいのを気にする椿が下駄(9cm)を脱いで身長を測る事を嫌がるのを「ハイハイつばきゅん」などと桜哉と共に雑に扱う1面が見られる。上下関係あるんじゃなかったのか。裏では憂鬱組が学園パロである「サーバンプ学園」で生徒会をしている事が明らかに。後にドラマCDで音声化することとなる。
5巻
「つばきゅんっ ロウレスやけに強かったよォ~~~~」
ベルキアがロウレスにやられた際、人形姿とはいえ、初めて涙を見せた瞬間である。これ以降涙は1回も見せていない。
11巻
本編での登場は共に1ページずつしかなかったがカバー裏四コマでは「本編がいい~」とごねる椿に「ワガママ言わないの★」と声をかけている。他にも子供扱いすることがしばしば見られる。
12巻
ここでも四コマでキツネ動画がクロ(SERVAMP)のネコ動画に勝てず悔しいと地団駄する椿に、ネコが強いのはしょォがないよォ、と声をかけている。
10.5巻
ベルキア→椿
「つばきゅんはボクらの最高のボス!社長!アイドル!大統領!懐が深ァ~い!!…てわけでこの前つばきゅんの湯のみ割っちゃったのも許してくれるよねェ~~~★☆★。」
関係性
※ドラマCDや四コマ漫画などのネタバレを多く含みます。十分にご注意ください。
ベルキアは椿をおだてたり子供扱いしたりからかったりしているが、椿もそれに応えるように憂鬱の真祖とはいえそれなりに日々を楽しんでいるのではないだろうか。それにベルキアが椿のそばにいる時は笑顔が多いように思える。また、「つばきゅん」と呼ぶのはベルキアだけである。(椿が「つばきゅん」呼びを許可しても冷たくあしらわれていた)
集合絵などではベルキアのシルクハットから万国旗を出していたり(9話46話扉絵)ベルキアが椿を肩に乗せていたり(13巻扉絵7周年絵)人形姿のベルキアと狐姿の椿が真昼に抱えられていたり(ドラマCD-吸血鬼だらけの夏休み-ジャケ絵)している。近い。
やはり友達のような仲の良いやりとりが見られる。プールではクロが乗っている浮き輪を2人でひっくり返したり、ロウレスをプールに沈めたり。夏休みには2人で桜哉がバイトをしている喫茶店に冷やかしに行ったり等。
椿
・「僕ベルキアのそういうリアクション大きい所好きだよ」
ベルキア
・「あ~いいねェ、その憂鬱そうな表情、これだからつばきゅん好きィ~☆★☆」
公式で「好き」と言い合っているのはSERVAMP内でこの2人だけである。