「ロウレスちゃんって気軽に呼んでねっ」
「誰も何にもなれやしない」
プロフィール
通り名 | 唯一無二(ロウレス) |
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身長 | 176cm |
外見年齢 | 18歳 |
誕生日 | 6月24日 |
星座 | かに座 |
好きな食べ物 | 生ハム・チーズ |
好きな飲み物 | エスプレッソのダブル |
嫌いなもの | 肌荒れ |
趣味 | ありとあらゆる種類のバイト・観劇 |
好きな色 | 金 |
日本の好きな街 | 渋谷 |
CV | 木村良平 |
人物
「ロウレス」は通り名で、主人(イブ)から与えられた名前は途中まで不明だった。名前は34話(単行本7巻に収録)にて判明。→後述のネタバレ参照。
語尾が「っス」のノリが軽い吸血鬼で、「愛読書はシェイクスピアな文系イケメン」を自称している。台詞の中でもシェイクスピア作品の一節をよく引用する。
日光を浴びるとハリネズミに変身する。
現在の主人であるリヒト・ジキルランド・轟のことを「天使ちゃん」又は「リヒたん」と呼ぶ。
主人になる人間には著名人ばかりを選ぶが、飽きると主人を殺してしまう。
性格はわがままで、リヒトのマネージャーであるクランツや、下位吸血鬼のギルデンスターンも手を焼いている様子。
サーヴァンプの7人兄弟の中では一番順列を意識している。長男のクロを「兄さん」、4番目のフレイアを「姐さん」と呼び、弟にあたる6番目イルディオのことは「ワーくん」と呼ぶ。
イルディオとは一番仲が良く、たまにご飯を奢る。
名前
34話(7巻)にてリヒトが付けた名前が「ハイド(Hyde)」と判明。
名前の由来は、リヒトの母姓であるミドルネーム「ジキルランド」の“ジキル”と、ロバート・ロイド・スティーブンソンの小説『ジキル博士とハイド氏』(原題;The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde)に掛けていると思われる。
なお、リヒト(Licht)は同時にドイツ語で「光」を意味し、また『ジキル博士とハイド氏』のHydeは、英語のhide(意味は「隠す」「潜伏する」「隠れ場所」)とも掛けてある為、そちらも関係があると思われる。
名前が明らかになったものの、周りのキャラも「ロウレス」で慣れているため基本的には変わらずロウレスと呼ばせている。
リヒトのみ「ハイド」と呼ぶ(名前ではなく「クズネズミ」と言うことの方が多い)。
過去(※7巻ネタバレ)
契約して以降は、オフィーリアの世話係のような立場にあった。
オフィーリアに恋心を抱いており、隣国の王子と政略結婚することになった際に激しく反対した。
後に戦争が国中に広がり囚われたオフィーリアの処刑前夜、ロウレスは彼女に亡命を提案する。しかし結局彼女の「平和が欲しい」という望みに反論できず、その死を見届けた。
その後中立機関C3から「ある人物を殺せ」という命令書が届き、サーヴァンプ7人で話し合うことになる。サーヴァンプの生みの親を殺す指令に、ロウレスを含む3人は反対し、もう3人は賛成した。最終的に判断を委ねられた長男のクロは賛成し、自分が殺すと決断。
クロの判断にロウレスは怒り、それ以来彼を憎むようになる。
そしてこの投票でロウレスが国を離れていた間に、オフィーリアが守ったその国は滅ぼされてしまっていた。
その結果彼は“この世のすべては総じて無意味”だと思い込むように。
強欲編結末(※7巻ネタバレ)
リヒトとの契約後
リヒトに出会い衝突を繰り返すも、彼のおかげで自分のしたかった事を思い出すことができた。
それ以来今まで暇潰しの玩具として見ていたリヒトの事を見直し、友人の様に思うようになる。
クロとの和解
ロウレスがクロを許さなかったおかげで 殺した後悔に向き合おうと思えた、とクロから感謝される。ロウレスは自分だけクロを許せないでいた日々も無意味ではなかったのだと知ることができた。
それからはクロとは完全に和解し、弟として彼に懐いて時には頼るようになった。
契約破壊
契約の証(ドッグタグ)が壊されたことにより、ロウレスは体が溶けてしまった。
中立機関C3の本部長シグルスによれば、これは“侵食”(「灰塵の放出に伴い悪魔が表面に出て来てしまう」)という現象。
余談
ロウレスは四葉のクローバーを見つけることが得意だとオフィーリアの口から明らかにされた(本人は否定)。
14巻での回想にて、ロウレスがイルディオと再会した際に服装は同じでもメガネはしていなかったため、つい最近メガネをかけ始めたと考えられる。
声優イベントではベルキアから「黒ぶちメガネ」と言われているため、赤か黒かの混乱を及ぼした(どう見ても赤なのでファンの間で「赤だ」と結論付け終了)。
作者・田中ストライクが制作している無料WEBゲームサイト「TANAKA BOX」では、コーヒーショップ「Hedgehog coffee stand」でバイトしているロウレスを見ることができる。
関連イラスト
現在
過去
動物時
関連タグ
リヒト・ジキルランド・轟 オフィーリア(SERVAMP) クランツ=ローゼン
生前(※18巻ネタバレ)
生前は小国の下位王子だった。しかし謀略で家族に殺されてしまい、その後伯爵によって5番目のサーヴァンプ・“強欲”の真祖として生き返った。
現在ロウレスの下位吸血鬼であるギルデンスターンは、生前は彼のお付きであった。
サーヴァンプの生みの親である伯爵に随分と懐いているようで、伯爵と一緒に居ることを望んだ。
しかし伯爵に止められ、クロの元を訪ねるよう言われる。
サーヴァンプは周りの命を使って造られるため、クロは他の人の命を使ってまで生き返らせる伯爵を嫌っていた。対してロウレスは自分には関係ないと考え、むしろ伯爵に感謝している。